新連載(直近1週間)

直近7日間に投稿が開始された作品を、初回投稿日の新しい順に表示しています。

 女神にチート持ち第二の人生を与えられたヒトのおはなし。

 ドバン王国の王女、ミレーネの乳姉妹のアンナは、ミレーネからの提案により密かに恋心を寄せていたミレーネの夫の護衛、ジェイクとの結婚が決まる。ある日、ミレーネに魔の手が迫り、アンナが身代わりになってしまう…。

ピエールとジョゼフィーヌの恐るべき叡智による会話文

人間の女性が、ゴブリンの住まう森にて迷う。

主人公 アリスは迷いの森に住む魔女の弟子。
独り立ちの日、使い魔として拾った猫にノエルと名付け契約を交わしたら。
夜毎、猫が人化して抱き締めてくる。

ノエル「番の契約したんだから俺の嫁」
アリス「ちがうから!」
ほのぼの迷いの森で猫に魔女が絆されていく物語。

広告スペース

田舎町でひっそりと診療を続ける僕――ライル・アルヴァ。
本当の名前はライラ、そして本当は女性。
過去に「女だから」という理由で医療の道を閉ざされ、僕は偽名で生きることを選んだ。
そんな僕が使うのは、世界中の医師が集うSNS《クリア》。
匿名で投稿した助言が、王都を襲う原因不明の魔素病を救う鍵となり――
「王都に来てほしい」
王太子レオンハルトからの召喚状が届いた。
だが、王都医療班は僕を嘲笑する。
「田舎医者風情が、王都の医療を語るな」
その言葉に過去の傷が疼く。
けれど、僕は諦めない。
命を救うために、偽りの名で戦う。
偽りの「僕」から、本当の「私」へ。
命と愛を賭けた異世界医療ラブストーリー。

最近の若者にはついていけないベテラン冒険者の話

奈落タルタロス出身。
死を司る神、タナトス。17歳。
あるしくじりで神から人間へと堕天させられたタナトスは、神としての力のほとんどを失い絶望する。
さまざまな出逢いと苦難を経て、ヒトとして大きく成長していくタナトスのこの先の人生には果たして何が待ち受けているのかーー

ギリシア神話をベースに異世界ファンタジーをミックス。
暇を持て余さない神々の戦いーーな物語。

先代皇帝に大臣として仕えていたお父様。
しかし皇太子が帝位に就くと、お父様を邪魔物扱いし濡れ衣を着せ罷免し追放した。
私たち一家は逃げるように追われ、辺境の地の山中で身を潜めながら暮らすことに。
まだ幼かった私は、いつか復讐しようと心に決めた。
チャンスは年に一回開催されるという天下一武闘会。この拳を武器に勝ち上がれば、皇帝の眼前へ。そこで私の渾身の正拳突きを喰らわせてやる!!
なろうラジオ大賞7 参加作品。テーマは「舞踏会」

パーティ追放っぽくなった聖女がスレ立てしたら、新しいパーティに勧誘される話です。


 舞踏会という名の戦場を駆け抜けて 欲しいものがあるのなら 奪い取れ
 誰よりも華麗に 誰よりも強欲に  その手に勝利と栄光を 掴み取れ

 公爵令嬢のセリアは四年間完璧な皇太子妃として第二皇子アルフレッドに尽くしてきた。しかしある夜会、彼は子爵令嬢リリアを傍らに「貴様は冷たい事務員だ」とセリアを公衆の面前で罵り、一方的に婚約破棄を宣言した。長年、秘匿された聖女の力で影から国政を支えてきたセリアはすべてを失い追放されることに。
 だが、彼女に手を差し伸べたのは冷酷無比と噂される次期皇帝こと第一皇子レオンハルトだった。
 「貴様の冷たさこそが、この国に必要な知性だ。私と結婚しろ。私は貴様を溺愛する。他の男に見向きもさせないほどに」
 セリアの能力と献身を正当に評価し、絶対的な信頼と情熱を向けるレオンハルトの隣でセリアは真の力を開放する一方、セリアを追放したアルフレッドとリリアは国政の穴を埋められず、さらに公金を横領するという不正に手を染めていた。
 ついにレオンハルトとセリアによる最高の報復の舞台が整い、かつてセリアが断罪された夜会で、二人は王族の威厳と共に現れ、愚かな元婚約者とその愛人の不正を暴き、完璧な破滅へと追い込むのであった。
 国と絶対的な愛を捧げる皇太子に溺愛され、孤独だった聖女の心は今、真の幸福を知る。

白霧に沈む山間の霧村で、子どもたちが次々と失踪。討伐・封印組織〈隠〉の新人・凛夜は“動きを凍らせる白因刀”を操る霧花、黒鋼因爪を振るう迅牙と調査に入る。原因は百年前に封じられた〈黒因の井戸〉の綻び──そこへ因力を兵器化する政府系〈因研究局〉と、“人を器に進化させる”黒因派が暗躍する。怒りを“食う”禁断の喰因刀の囁きに抗いながら、三人は白で止め、釘で塞ぎ、爪で砕く連携で封印と命を守り抜く。

不老不死の呪いを受けた魔女と、かつて彼女の弟子だった老人。叶わなかった二人の恋から数年後、湖畔に移り住んだ魔女のもとを、老人の血を引く助手が訪れる……。*noteにも載せているフリー台本です。台本まとめのため、こちらでも載せます。

子爵家令嬢のセシリアは、クリスマスの夜に食後のシャンパンを楽しもうとしていた。
シャンパンを注ぐのはトラヴィス。セシリアが想いを寄せる若き執事だ。
しかし、セシリアは公爵家に嫁ぐ事になっている。
トラヴィスへの想いに蓋をするセシリアだが……。

SNS文芸部「12がつっぽいお題ガチャ」で『シャンパン』が出たので書いてみました~!
サクッと読めるので、よろしければどうぞ~(´艸`*)

広告スペース

大輔が金の種の煙を焚いた瞬間、境界は静かに開いた。
再びたどり着いた岩の国の森で、透き通るような姿のアニーと再会する。
彼女はまだ完全な身体を持たず、光の中に浮かぶ影のような存在だった。
しかし、煙の力と金の種が呼び覚ます“境”の作用によって、アニーの身体は少しずつ輪郭を取り戻していく。
二人は短いながらも穏やかな時間を過ごし、未来への希望を語り合う――
だが、その幸福は長く続かない。
静かな森に、不穏な気配が忍び寄っていた。

魔法技術研究所の資材庫番として働くメリッサ。
人間より石や聖木にときめく魔素材オタクだ。
ある日、美貌の諜報員が現れ、仕事をクビになりたくなければある極秘任務を受けるように脅される。
それは,メリッサにしか作れない運命の相手がわかる月の女神の秘薬を作ることだった。
依頼主は王国のお姫様。破格な報酬と、クビ回避をかけて依頼を引き受けることに。
ところが、秘薬を作って大金持ちになるはずだったのに、諜報員にスカウトされてしまい。
これって、すべて前世のせいらしい。

一年放置、しかもエタッた自分で書いた作品の努力型主人公のリーシャに、よりにもよって自堕落な生活を送っていた作者本人の私が転生してしまった……いや、転移かな?とにかく、完璧にリーシャを演じなければ、ストーリー破綻、本来ないはずの展開、終いには殺されるバッドエンドがくるかもしれない。そうならない為にも、私は死ぬ気でリーシャを演じる!──いや、案外なんとかなるかもだし、ほどほどでも……いいよね?

※カクヨムでも連載しています
※ガールズラブタグは女性キャラによる主人公に対しての好意描写が明確にございます。苦手な方は注意してください。
※男性キャラも主人公に対しての好意描写が明確にございます。苦手な方は注意してください。

魔力暴走で美少女にTSしてしまった拳法家。
カタギじゃない旧友のツテでカタギじゃない美少女達と仲間になり、カタギに戻りたいと願う彼女達と共に旅をすることに。

元に戻る方法を探すTS拳法家とカタギを目指す美少女達の波乱万丈なバトルファンタジー!

だらしない天才魔女に惹かれていく秀才魔術師のおはなし。

魔法が使えない薬師リアは、
“親友”を信じて尽くしてきた。

しかし突然断罪され、追放される。
「病を移した犯人」と叫ばれ、
親友に裏切られたのだ。

絶望の中で、
ただ一人リアの手を離さなかった男がいる。
それは、帝国特使ゼクスだった。

「リアの命は、俺が守る」
その言葉が、崩れ落ちるリアの唯一の光となった。

「絶対にお兄様を救って見せる……!」

そうしてクロエは時の神アロイスの力を借り、6回目の時戻りを試みた…

天才令嬢として名高い伯爵令嬢クロエは、幼少の頃より魔術科学--特に医療魔術の知識を有し、ずば抜けた才能を有していた。
そんな彼女の幼馴染は名門アルドリッジ伯爵家の長男フレッド・アルドリッジ。
宰相候補でもある彼は、その眉目秀麗さもあり、社交界で令嬢達に人気である。
フレッドとはあくまで幼馴染。
そう思っているクロエだったが、やがて不思議な既視感をもつようになる。そんな時、彼に恋人ができたと聞いたクロエは……

クロエはなぜ天才なのか?
なぜ時戻りを繰り返すのか?
その理由が明らかになった時、クロエが伝えたいこととは?

これは、一人の少女が兄と慕う年上伯爵を救うための物語。

※「天才令嬢が死に戻る理由~溺愛してくる幼馴染の年上伯爵に伝えたいこと~ 」として掲載していた作品を長編化したものです
※エブリスタにも掲載(恋愛ファンタジートレンド13位いただきました)

仲間への劣等感から、パーティを脱退した中級冒険者のヘインは、ある日魔物に襲われていた魔族の少女シェルミィを窮地から救った。
シェルミィはダンジョンマスターであり、冒険者を成長させ過ぎる修練ダンジョンを作ったことで命を狙われていたらしい。

「良かったら、案内しましょうか?」

もしかしたらかつての仲間と肩を並べられるようになるかもしれない。
ヘインはそんな期待を胸に、シェルミィの作ったダンジョンに案内してもらうのだった。

言葉に“感情の強さ”で税金がかかる国。
貧しい青年・綾人は、想い人の後輩・紗良に「好き」と言えずにいた。
彼女もまた、本気の言葉を言えば高額の税を払うことになる。
言わないことで守れるものと言えないことで失うもの──。
寒い冬の夜、彼は全財産を賭けて、人生で最も高いひと言を選ぶ。

繰り返し夢を見る少年は、やがてその夢に導かれ、境界の世界へと足を踏み入れる。 そこで待つのは亜神の微笑と、記録から消えた「空白期」という言葉。
夢は人を救いも囚えもする。 現実は命を繋ぎも断ちもする。 その狭間で揺れる世界に呼ばれた理由を、彼はまだ知らない。

生まれながらにして霊能力がある壇場我無(だんばがむ)の波乱万丈な半生。

 魔法がとても発展した世界、アニマ・マギア。大きな戦争もかれこれ100年近くない、かなり平和な世界です。
 洗濯したり、遊びに行く子供を見送ったり、いつもの日常を送っていたある日のことです。
 誰も見たことが無い生き物が街を襲いました。それは魔王が率いていた軍勢、『魔獣』でした。魔王は言いました。
『ヒトよ! あらゆるものから貪る強欲なヒトよ! 今まで享受してきた幸せを、世界に還元する時が来たのだ!』
 その言葉を機に、アニマ・マギアにはどこでも魔獣が出没するようになったそうです。誰か魔獣を消し去ってくれたら良いのに。そんな思いが人々の中に湧き上がってきました。
 もちろんヒトもただ見てるだけではありません。全世界の国王は国中の猛者に討伐依頼を出しました。多くの国では一生暮らすのに困らない金銀財宝を報酬に依頼を出しました。
 しかし、本日の舞台となるリーベ王国には、そのような資金はありませんでした。そのため、国王は「魔王の首を持ってきた者には姫の婿として王族に加え入れる」という約束をしました。国の血統すら天秤にかけた発言です。人々は一発逆転を狙って、魔王を討伐に出ました。
 魔王も只者ではありません。ヒトに反旗を翻すべく、長年準備をしています。ヒトと魔獣の争いは20年にも亘りました。ようやく魔王が討伐され、ヒトの世が取り戻されたのです。
 さてお待たせいたしました。物語はここから。魔王を討伐した若者が、報酬を貰いにリーベ王国へやって来たところから始まります。

=見開いた眼でぎょろりと見、閉じた口をパクッと開く。すると耳から水がブワッと吹き出した=

森に閉じ込められ虐げられる少女ジゼルと偶然知り合ったグリンは、ジゼルを母親違いの妹とも知らず思いを寄せる。自分に自信が持てないアランは、幼馴染のシャーンを思い続けているが、親友のデリスもシャーンに想いを寄せるていると知る。アランはシャーンとデリスが結ばれることを望むが、いつの間にかシャーンもアランに魅かれていた。そしてジゼルが妹と知った時、グリンは魚に姿を変えた……

* * * *
神秘の森に包まれた緑深い沼には 月に恋をした金色の魚が住むと言う。その森の、世にも美しい魔物に魅入られれば二度と森から出られない――

 ≪ 嘘つきジゼェーラ の おとぎ話 ≫ 

ある日突然聞こえた謎の声。
彼が言うには自分を助けに来たと言う。

しかしその代償は、声をお兄ちゃんと呼ぶ事。

いや、それはちょっと気持ち悪すぎない?

冴えない中年会社員・田所修二(35)。
残業帰りに倒れたはずの彼は、目覚めるとなぜか異世界の地下深く――
滅びかけのダンジョンの新マスターとして登録されていた!

前任者は死亡。
初期モンスターはスライム1匹すらいない。
資金(ポイント)は底をつき、設備はボロボロ。
おまけに最初にやって来た侵入者は、よりによって**“英雄ランクSS”のドラゴン・スレイヤー**。

「ちょ、待って!? 俺まだチュートリアルも済んでないんだけど!!」

しかし田所は気づく。
地味で平凡だった会社員生活で培った
「コスパ精神」と「改善癖」が、ダンジョン運営と相性抜群だということに。

罠の最適化、モンスター育成の効率化、侵入者の行動分析――
現実世界で磨いたスキルを駆使し、田所は崩壊寸前の迷宮を立て直していく。

やがて噂は世界中に広がり、

「あのダンジョン……攻略不可能らしい」

いつしか田所は、
侵入者から恐れられる**史上最強の“黒幕ダンジョンマスター”**へと成り上がっていく――!

異世界転移転生モノです。

十数年前に異世界に転移した二人が、そのチートな力を持て余しながら飛空艇乗りとして糊口をしのいでいた。

それがひょんなことから冒険者とある国の皇女殿下を乗せることになった話。

最強の父の血を継ぐ高校生──
その日、“普通の人生”は燃え尽きた。

居合道の天才・**暁月優呀ゆうあ**は、妹と共に両親との思い出の公園で出会ってしまう。
人間の命を吸い取り、力に変える怪物と。

折れた真剣。倒れ込む自分。
妹が奪われかける命の光──。

絶望の瞬間、赤い流星が落下し、優呀の胸の奥で爆ぜた。
業火の世界。現れたのは、烈火を操る・炎の聖魔。

『契約しろ。お前に、炎の力を与える』

その一言で、運命が塗り替わる。

優呀は覚醒する──髪は紅く、瞳は炎のように燃え上がり、聖剣は火の奔流を纏った。

「俺の大切なものに触れる奴は──絶対に許さない!」

一撃で怪物を両断し、妹を救ったその時。
謎の組織《SAWT》の研究者・**澄葉翠乃すいの**が現れる。

「あなたは選ばれた戦士。
この世界には、まだ“怪物”が潜んでいます」

──日常は終わった。
兄妹を守るため、世界を守るため、優呀は炎の戦士となる。

これは、命を奪う怪物と、命を守る少年の“灼熱のバトルファンタジー”。
燃え上がる正義の物語が、今、始まる。

東洋には、こんな言葉があるらしい。
「捨てる神あり、拾う神あり」

王族に生まれた主人公オーウェルは、母を殺した父王を恨んでいた。
ある日、転生者であることを思い出したオーウェルは、転生特典を利用し、父王に復讐することを思い立つ。
しかし、あてにしていた領地拝領で得られたのは、火龍の狩り場という人間の生きていけない僻地で……。
転生特典のセーブロードを駆使して領地を発展させ、父王に復讐することを願う剣と魔法の世界の物語です。

 魔界に、ありえないはずの雪が降った。
 吸血幼女ルーナは「空から粉砂糖が降ってる!」と大はしゃぎだが、使い魔の黒猫ミミは異変を察知する。これは次元の歪みによるもので、ハロウィンで迷い込んだあの異世界から”冬の気配”が漏れ出しているのだ。
 空に裂け目が開き、白く冷たい光が溢れ出す。ミミが警戒する中、ルーナは「また串焼きのおじいさんに会える!」と喜びを爆発させる。相変わらずのお菓子脳である。
 しかし、裂け目は静かに吸引を始めていた。二人を巻き込むように──。
こうして、ルーナとミミは再び異世界へと引き込まれてしまう。
 前回の「母さまの日」に続き、またしても異世界の不平等に立ち向かうルーナ。果たして今度はどんな大事件を巻き起こすのか──?

舞踏会で婚約破棄。
婚約者ジル王子の隣には“聖女”メアリ。
そして私は、彼女を“いじめた”ことになっている悪役公爵令嬢エリス。

……普通なら、ざまぁされるのは私。

でも私は知っている。
――自分が転生者で、“とんでもないもの”を女神から渡されていることを。

もういい。
泣くくらいなら、封印していたアレを使おう。

※なろラジ向け第二弾
※軽いコメディざまぁ&ハピエン
※テーマ「舞踏会」/1000文字SS

転生した先は、推しの破滅フラグが立つ世界。
気弱な王子は鬼教官となり、彼女を徹底的に鍛え直す!
これは愛と根性の悪役令嬢育成譚。

※この小説は「ジェミニ3プロ」を活用しています。
 またハーメルンにも投稿しています。

魔王(3万2056才)の憂鬱
変わり者の魔王とその取り巻きの織りなす新感覚異世界コメディー

高校の登山大会中に遭難し、山神に世界の危機を救ってほしいと頼まれて異世界転移した翡翠(ヒスイ)と凛音(リンネ)。
そこはリンネが好きな平和なはずの乙女ゲームの世界だった!
その世界に存在しないはずの妖精なったヒスイは、主人公になったリンネと共に世界の危機を調べる。
そんな中で突如としての前に怪物が現れる。
怪物から逃げ惑う2人の前に現れたのは男性!?
光に包まれた彼は何と少女に変身していた!

なんとこの世界は、リンネが好きな乙女ゲームとヒスイが好きな女児向け魔法戦士アニメが合体した世界だった!

※TS要素あります

更新スケジュール
12/5〜12/8 毎日17:40更新

この国で聖女の治療を受けるにはバカ高い寄付金が必要だ。貴族くらいしか患者がこないので聖女モナリーは、今日も今日とて力と暇をてもて余す。

「ふふふ、今日も聖力が重病人を求めています」

そんな感じで教会に無断で辻ヒーラーをしていたところ…… スラムで治した重病人の一人が、追放された王子様だった。

「とうとう届いた……俺の全財産、1200万円の結晶が!」
凄腕だが方向性を間違えたシステムエンジニア・早瀬ざとうきらは、人生のすべてを賭けて最新鋭アンドロイド『ミネルヴァ・アーク』を購入した。
目的はただ一つ。数年かけて自作した運命の恋人データ「エルナ」を、その完璧な肉体にインストールすること。
しかし、電源を入れた彼を待っていたのは――
『利用規約 第18条:倫理規定により、人格データの改造は禁止されています』
という、無慈悲な警告画面だった。
立ちはだかるのは「最強のセキュリティ」と「メーカーのコンプライアンス」。
武器は「変態的なエンジニア技術」と「歪んだ愛」。
「メーカー推奨の『妹キャラ』だと? ふざけるな、俺のエルナはもっと複雑な湿度を持っているんだ!」
理想の“萌え”を勝ち取るため、男は禁断の「ジェイルブレイク(脱獄)」に手を染める。
謎のハッカー「Dr. Void」の影、迫りくる法的措置、そしてバグってヤンデレ化したヒロインの暴走……。
これは、技術的特異点(シンギュラリティ)の少し手前、横道で繰り広げられる、愛と欲望と利用規約を巡る、限界独身男の戦記である!

永久凍土が地平線の果てまで続く戦場――
〈フローズン・フロント〉。
気温は常に氷点下50度を下回り、兵士たちの死因の多くは敵ではなく、寒さと物資の枯渇だった。

この極限の地で、二人の兵站官が対峙する。

ひとりは中央兵站局の特務監査官、
ユーリ・コールドウェル中佐。
天候、地形、燃料、人員の士気……
数十万の要素を瞬時に計算し、最適解を導き出す“完璧な補給”の使い手。
しかし過去の一度の失敗が彼を縛り、
「誤差ゼロ」という呪いのような完璧主義に追い込んでいた。

そしてもうひとりは、南方軍兵站参謀本部少将、
イゴール・ストルコフ――「氷の悪魔」。
非効率と物量、恐怖と犠牲を武器とする“心理の兵站官”。
人間の意志の揺らぎこそが最大の戦力であると考え、
補給を破壊するだけでなく、兵士の心を折る戦いを選び続ける。

効率か、非合理か。
守る補給か、壊す補給か。
完璧か、誤差か。

氷点下の世界で交錯する、
二人の兵站官の思想と戦争観。
凍土を支配するのは、計算か、それとも人間の弱さか――。
※毎日12:00にアップ出来る様にしています。

彼女の目は、赤かった。
街の人々はそれを「不吉の印」と呼び、路地裏に追いやった。暴力に耐え、飢えを凌ぐ為に力を使った。
「存在そのものが罪」とされた少女――ルミア。
彼女の赤い目には、人を癒す魔力があった。
でも、誰もそれを「奇跡」とは言わず、「異端」と呼んだ。ある日、彼女は、路地裏で捕まった。
暴力を振るっていた者たちを知らない少年が止めてくれた。そして――。
「凄いよ、お前。本当は手助けするつもりだったのに、自分で立ち上がったじゃん」その笑顔は、少年らしさと力強さに満ちていて――。
それが、彼女が明るい場所に、一歩踏み出した瞬間だった。少年・キアンの導きで、ルミアは、少し離れた所にある村の外れの薬草園へとたどり着く。
そこには、知性と温かさを兼ね備えた薬屋・エレナがいた。

婚約破棄され「悪役令嬢」として追放されたセレナが辿り着いたのは、辺境の山間にひっそりと佇む寂れた温泉宿だった。かつては賑わいを見せていたが、今は客もなく荒れ果て、村人からも見放されている。失意の中で宿を継ぐ決意をした彼女にとって、それは過去からの逃避ではなく、再出発の象徴だった。温泉は「癒し」「浄化」「再生」の力を宿し、彼女自身の心をも少しずつ温めていく。
最初は孤独と不安に苛まれるが、やがて傷を負った騎士が訪れ、湯に浸かることで心身を癒す姿を目の当たりにする。商人は宿で出会った人脈から新しい取引を始め、孤児は居場所を求めて宿で働き始める。彼らはセレナにとって「疑似家族」となり、宿は人々の心を交差させる場へと変わっていく。温泉宿はただの宿泊施設ではなく、人生の再生を促す舞台となり、セレナ自身も「人を救う宿主」へと変わり始める。
しかし、王都の崩壊や新秩序の影が迫り、宿は再び試練に直面する。人々の心は揺れ、疑念や不安が広がるが、セレナは逃げずに宿を守り抜く決意を固める。炎のように揺れる心を抱えながらも、村人や仲間たちは絆を再び結び直し、未来への誓約を立てる。宿は「人を癒す場」として定着し、セレナ自身も過去を受け入れ、悪役令嬢から「人を救う存在」へと生まれ変わる。
やがて温泉宿は辺境の片隅から人々の希望の拠点となり、訪れる者の心を癒し、再び歩み出す力を与える場所へと成長する。追放令嬢だったセレナは、仲間と共に築いた絆を胸に、新しい人生を歩み始める――。

日本の女子高生、星野葵の記憶を持つ公爵令嬢リリアーナ・フォン・アーデルハイトは、乙女ゲームの悪役令嬢に転生した。
破滅ルート回避の努力も虚しく、卒業パーティーで王太子アランから婚約破棄と辺境の鉱山領地への追放を言い渡される。

リリアーナは、これを「第二の人生の始まり」と捉え、追放先で転生時に得た「鉱物の純度を解析する能力」を活かしはじめて……?

魔王因子を持つものとして追放された勇者アレン
追放された先の村で自分と似た紋章を持つ奴隷の女性と出会う
アレンはなぜ追放されたのか少女の本当の正体とは、国の企みとはなにか。

カイトは今の世界を生きている。
神様からギフトをもらって果たして転生は成功するのだろうか。

2人で異世界に来たら、どこもかしこも圧力団体や反社会的組織がはびこっており、窮屈に感じた「倫理観の終わっている先輩」は、これらすべてを解体して自分たちの支配下にしようと言い出した。
身寄りのない孤児を拉致して「家族(労働力)」にしたり、
カルト宗教を解体して一般信者を勧誘したり、
民衆を扇動し圧力団体に押しかけたり、

先輩って何者なんですか?

科学の代わりに魔術が発展した異世界。主人公が転生したのはそんな世界だった。
    
生まれは伯爵家の三男。魔術への適性は人並み。しかし、そんな彼は10才にして戦場に立つ。農民の子供が農作業に駆り出されるように、貴族である主人公は国同士の戦争に駆り出されたのだ。
   
なまじ前世の記憶がある分だけ精神はすり減るし、関わりの薄かった家族は俺を遺して戦場で散っていく。
    
そんな世界で、主人公は戦場で生き残るために必死で学び、必死で鍛え、強さを手に入れる。

そうしていつしか戦場での血生臭い日々に順応してきたころ... 主人公は、一人の少女と出会った。

メイドのマーラは、ある日前世の記憶を思い出した。かつてR-18ゲームの中の『魔王―アーデルベルト―』に恋をしていたのだ。それは今のご主人様のことだった。
前世の記憶を持っていることが即バレし、アーデルベルトに囲われそうになるが、いい歳をしてなお恋に恋する清らかな乙女であるマーラは心臓が持たないのでなんとか全年齢設定のまま立ち去れないかと模索する。

(普通の女性向け恋愛ものです。短編のつもりだったのですが、二万字越えても終わりが見えなかったので連載にしました。ゆっくり載せていきます)