新連載(直近1週間)

直近7日間に投稿が開始された作品を、初回投稿日の新しい順に表示しています。

何でも手にしてきたはずなのに
わたしには何もない。
人生最後の
生きている意味を探して、私は旅をする。

深窓の令嬢・西園寺須磨子は、恋を知らない。
けれど“あのお声”が胸に落ちた瞬間から、世界は静かに変わりはじめた。

世間知らずのお嬢様と、真面目で胃痛気味のチーフ。
そして全てをかき回す爆弾娘・美佳。

ずれた優雅さと初恋のときめきが交差する、
甘々7:コメディ3の令嬢ラブストーリー。

真夜中の、予定外の密会

 夜に読書をして過ごしていたファルクは、庭に人影がいるのを見つけ、花が盗られる瞬間を目撃する。何度も現れる花泥棒に怒りを覚え始めた彼は再び現れた時に庭へ出て追うが――最悪な出会いから始まる恋の行く末とは。

婚約破棄された主人公の物語

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侯爵令嬢のアメリア・フォン・グレンヴィルは、生真面目で優秀だが、地味で堅苦しいと婚約者の皇太子セドリック殿下から冷遇されていた。そしてある夜会で、「真実の愛」を見つけたという殿下から婚約破棄を突きつけられる。しかし、アメリアは全く動じず、それどころか用意周到な反撃を開始。そこに現れたのはセドリック殿下とは似ても似つかない冷徹な第二皇子ルイス殿下だった。ルイス殿下の過剰すぎるほどの溺愛と滑稽なまでに転落していく元婚約者の姿を描くコメディ満載の異世界溺愛譚。

 バツイチ警察官春久は、その離婚理由が理由だけに恋愛にはすっかり興味を失っている。現在は仕事と趣味のキャンプやツーリングで充実した毎日を過ごすが、特にキャンプを始めるきっかけになった友人秋津海とは休みが合えば遊ぶ仲に。ただ彼はパーソナルスペースがかなり広く、無遠慮に近づくと逃げる。
 一緒にドライブやツーリングに行き、料理が趣味だという海の手料理に舌鼓を打ちつつも距離を大事に付き合っているうちに自然、可愛く思える瞬間が訪れ。けれど好きだという自覚のないまま、二人の付き合いは続く。

平民の血を引くがゆえに、帝国で『陰の皇女』として虐げられ、人間不信のまま育ったスーザン。彼女に与えられた唯一の役割は、残虐な『蛮族』と恐れられる隣国トロイセンの王、ロキニアス・ハンナバルへの「和平のための生贄」として嫁ぐことだった。

「どうせ私は、この国のために死ぬだけの存在……」

絶望を抱えトロイセンに到着したスーザンを待っていたのは、噂とは全く違う光景だった。
民は優しく、国は豊か。そして何より、冷酷な仮面を被った「蛮王」ロキニアスは、不器用ながらもスーザンに温かい食事と寝床を与えてくれる、強い意志を持つ心優しい人物だった。

初めて知る人の温もりと、美味しい食事に触れ、人間不信の殻を破り始めたスーザン。彼女の世話焼きな性格と内政の才能は、国を守ることに邁進するロキニアスの目に留まる。

「そなたがいれば、この国は、もっと強くなれる」

彼は、彼女を「生贄」や「人質」ではなく、「最愛の妻」として見つめ始める。

愛を知らない虐げられ皇女が、恐ろしい「蛮王」の本当の優しさに触れ、夫婦として共に手を取り合い、陰謀渦巻く帝国を相手に内政チートで立ち向かい、国境の危機を救う、激甘溺愛シンデレラファンタジー!

貧しいながらも明るく暮らしていたコルタヴィア伯爵家の長女ラーラマリーの元に、ある日突然王命が下った。それは、結界で隔てられた竜が住むという森へ、生贄として向かえというものだった。
森に住む『花喰い竜』には「心臓を奪えば永遠の命を得る」という逸話がある。
家族の元へ帰り、病気の弟を救いたいラーラマリーは、生贄の装束の下に剣を隠し誓った。
「大人しく生贄になんてならないわ。花喰い竜を殺して、絶対に家に帰る。弟を病気から救って見せる!」
だが、いざ結界の中へ入ってみると、そこで待ち構えていたのは竜ではなく、燃えるような輝く赤髪の男、ジークヴァルトだった。
「面白いやつだな。竜を殺せるように、俺がお前を鍛えてやるよ」
何かと構ってくるジークヴァルトに次第に惹かれていくが、彼には秘密があった。結界の中に存在したのは、竜人の国であり、ジークヴァルト自身が『花喰い竜』だったのだ。

巡り合った二人の運命が動き出し、隠されていた王国の闇と共に、やがて真実が明らかになる。

家族と再会するために一生懸命頑張るラーラマリーと、孤独で優しい竜人の王ジークヴァルト。
惹かれ合いながらもすれ違う二人の恋のお話です。

※カクヨムにも投稿しています。

ショートショートです

「キムチたくさん持ってきたの?」

ガイアがジュヨンに近づき、耳元でささやいた。ジュヨンはうなずきながら笑ってみせた。

「ああ、誰が父親じゃないって言うんだろう、キムチチゲに目がないなんて...どうしてそんなことまで二人とも同じなの?」

ジュヨンは姑ガイアの言葉に笑いをこらえた。キムチチゲにその長い髪とひげが濡れるのも気にせず、何度もすくって食べる天界の神エウルスだなんて。笑いがこみ上げてくるが、なぜかほほえましかった。

なろうラジオ大賞7のお題、『オルゴール』で書いてみました。
うん。中途半端になった(笑)
1,000文字以内って難しい

これは魔法世界に落ちた一人の錬金術師のお話。

自転車の後ろに隣家の幼馴染を乗せて海に向かう道すがら、告白された。でも彼は『最低男』と呼ばれていた。

*なろうラジオ大賞7
*千文字以内超短編作品
*キーワードは『自転車』

幼馴染の友達も彼氏もヤバすぎ

こちらは、カクヨム様にも掲載させていただいております。

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掌編小説。
幼馴染のギャルに救われる男子高校生の話。

乙女ゲーム世界に悪役公爵令嬢ネリスとして転生した私は、王太子の婚約者を務めている。
しかし「清純ヒロインいじめ」の濡れ衣で、卒業パーティーにて公開婚約破棄&断罪コース確定。

実は前世、このゲームのデバッガーだった私は、ログ閲覧・証拠再生・フラグ書き換え放題のデバッグ特権チート持ち。
会場にログを投影して腹黒ヒロインの悪事を晒し、ポンコツ王太子ルートを捨てて、バグで埋もれていた宰相息子ルートを再構築する。

王太子&偽ヒロインに盛大ざまぁしつつ、最強デバッガー悪役令嬢として溺愛婚約&バグ修正しながら悠々自適に生きていきます。

俺には、食べた事の無いケーキの記憶がある。
丸くて白くて赤いのが載ってて、切ると三角になる、甘いケーキ。自分であのケーキを作れるようになろうとケーキ屋で働くことにした俺は、無意識に周りの人を幸せにしていく。

この作品は、アルファポリスにも掲載しています。

商家出身ながら、王立高等学校に入学を果たしたティエラ。そして、共に学園へ通うことになった、見た目は完璧な従者のソル。
そんな彼の正体は、前世で飼っていた猫が人間になった姿だった!
威厳ある学園生活は、ソルの「猫すぎる奇行」によって大混乱。
さらには「従者に異常に甘い令嬢」と誤解されていくティエラ。
勘違いと笑いが止まらない、猫の習性が抜けない従者・ソルと不本意な悪目立ちをする主人・ティエラによる異世界ドタバタ学園生活!

・他サイトにも投稿中

 小学六年生の僕は自由研究でオルゴールを作り学校へと持って行った。するとクラスメイトの石井春香はそれを見て自分の作った風鈴と交換してほしいと交渉を持ち掛けてきた。当然断る。それからしばらくたち、彼女の転校が告げられた。今度は僕から交換をしようと持ち掛けるも拒否されてしまう。その理由とは……。

夜の国「ノクターン」の貧困層で生まれ育った少女・シンデレラは、商人との取引で、ノクターンを統べる女王の暗殺を試みる。
しかし、殺しきることができず、シンデレラは女王に捕まってしまう。
捕らわれの身となった少女の運命やいかに――。

少女が国を統べる女王と紡ぐ、一つの物語。

キャシー・ガードナーは仕事関係の鞄をひったくりに奪われ、
それを取り返してくれた、クラウス・セラフィスと知り合う。

お互い結婚を押し付けられて困っていると、
意気投合した二人は、偽装結婚する事にする。

偽装のはずがお互い心地よい生活が続いていく。
しかし、そんな生活に急に終わりが来る事件が・・・

聖女の私は、王太子殿下から「お前を愛するつもりはない」と白い結婚を宣言され、政略の飾りとして婚姻させられることになった。

しかも本命は別の令嬢。国と女神のためと言いながら、「聖女を都合よく利用する」と公言され、心も立場も詰みかける。

……が、実は私、前世はブラック企業で契約書と戦い続けた法務系OL。
女神様公認で祝福婚姻契約書を書き換え、「夫を捨てたいと望めば一方的に離婚成立&暴言は神前フル公開&私を一番大切にする相手を女神が指名」という最強チート条項を仕込んでいた。
その結果、公開処刑された元婚約者を横目に、選ばれたのは昔から私を守ってくれていた腹黒宰相補佐で――?

元婚約者に盛大なざまぁをお見舞いしつつ、宰相補佐に筋金入りの溺愛を受けながら、聖女として悠々自適に生きていくお話です。

「婚約破棄だけは勘弁してください」

 卒業パーティーの直前、生徒会室でカトルカールは婚約者である『氷の王太子』リオンに頭を下げていた。

 こんなことになった原因は今朝のこと、同級生とベッドにいるところを後輩に見られて、噂になってしまったのだ。

 話を聞くというリオンに、カトルカールは震える声で『昨夜の真相』を語りはじめるが……

木枯らしが吹く小さな街で、自分を過大評価しがちな大学生・駈と、何でも素早く飲み込むしっかり者の望愛は、同じアパートで暮らす幼なじみ。二人をつなぐのは、小学校の雨宿りの帰り道に交わした合い言葉「愛があれば大丈夫」と、望愛の祖父から託された小さなオルゴールだ。駈は面倒見がよく、望愛は家族を何より大切にしている。

ある冬の日、駈が張り切って立ち上げた「年賀状サバイバル作戦」をきっかけに、二人は家族やご近所に、心のこもった年賀状と小さなギフトを届けて回ることになる。自転車での配達、ホットケーキを囲む朝の台所、夏には風鈴が鳴る縁側での作戦会議、突然の雨宿りで濡れた髪をタオルで拭き合う帰り道――季節ごとの出来事の中で、二人の距離は少しずつ変わっていく。年が変わるたびに、「家族」と「恋」の境界線も、少しずつ揺れ始める。

やがて駈は、年明けの町内会館を借り切って、望愛の家族も招いたささやかな「舞踏会」を企てる。年賀状の最後にだけ書く特別な一文で、長年胸にしまってきた想いを伝えるために。うまく踊れない不器用なステップと、調子外れのオルゴールの音色が、二人だけの合図になる。

悪役令嬢に転生したアリセリアは断頭台フラグを折るため、
学園の「好感度チートアイテム」を全部買い占めることにした。

「恋が始まらなければ、破滅フラグも折れるわよね?」

ついでに中身を解析させて、儲かる“恋のおまじない商品”でも開発しよう……という、完全に黒い意図つきで。

ところが――。
解析結果はまさかの違法薬物。

気づけばアリセリアは「危険を見抜き、事件を未然に防いだ英雄」として学園中から持ち上げられる。
さらに、ヒロインの中庭いじめイベントを助けたことで、王太子の好感度まで急上昇してしまって......
ちょっと、破滅フラグどこいった!?

ノーストレス&ハッピーエンドです!

聖木の女神と言われている義妹カルロッタの手伝いをしていたルーシャは、第二皇子暗殺未遂の濡れ衣を着せられる。共謀者はあったこともない第一皇子クロスフォード。
ルーシャは日々カルロッタと義母から虐げられていた。このままでは処刑されてしまうことに。
そんな人生は嫌だと監禁されていた部屋から抜け出したルーシャは、辺境の地へ逃亡する。その途中、ルーシャが乗った馬車が盗賊に襲われ、二人の騎士に助けられる。彼等と一緒に辺境の街へ辿り着いたルーシャは、騎士団長の伝手で食堂で働きだした。ルーシャを助けた騎士のひとり、フォードは頻繁に食堂を訪れるが、彼にもまた秘密があるようで。
あらたな居場所を見つけたルーシャがその生活を楽しんでいる一方で、聖木は花を咲かせなくなり…。

 主人公はある日、とある小説の当て馬令息に殺されてしまう婚約者に転生したことに気づく。このまま殺されるわけにはいかないと悩んだ彼女は、様々な世界から同じ転生者たちが集まる掲示板に助けを求めるべく書き込みを行った。

 そして顔も名前も知らない転生者たちと相談した主人公は、なんとか穏便に婚約を解消しようと行動を始める。しかし相手の反応が想定と違い……?

*****

本文中に掲示板表現を含みます。また多少下品な内容を含みます。
こちらはカクヨムにも投稿中です。

私は偉そうに私に告白してきた男と付き合ったのだが、この後ヤバい事になる!

京阪線沿線のロマンチストと、地下鉄沿線の超リアリストが、古都の路面電車で出会い、会話と謎かけが交錯する中で、恋の「最短ルート」を探す知的な京都ラブコメ!

俺、佐藤秋人。
どこにでもいる「ちょっとゲーム好きな高校二年生」……の、はずだった。

実家は古流剣術の道場。
幼馴染は和風美人の薙刀娘。
そこにある日、無口で童顔ボブの転校生・紅葉(くれは)がやってきて、なぜか俺をガン見してくる。

「監視対象だから」「素質を見定める任務だから」

……いや、物騒な単語がさらっと出てきたんだけど?

幼馴染の結衣は暴走気味にヤンデレ化するし、
転校生のクノイチは忠犬みたいに懐いてくるし、
俺の平和な学園生活はどこへ行った。

そんなある夜、道場の奥の神社で「御神刀」に触れた瞬間、
謎の転移陣が暴走して──気付けば三人まとめて異世界へ。

巻き込まれ事故で呼ばれたわりに、
どうやら俺の家は「忍びの里が代々仕えてきた武家の本家」らしく、
剣と魔法の世界では、めちゃくちゃ厄介な血筋だったようです。

クノイチ紅葉は主を守るため、
ヤンデレ気味な幼馴染・結衣は俺の居場所を守るため、
そして俺は──二人を守れるくらい強くなりたい。

剣術×クノイチ×幼馴染ヤンデレ+巻き込まれ異世界転移の、
ちょっと騒がしくて、ちょっとだけシリアスな物語。

異世界×冷めた瞳のチート少女 のショートショート

優等生の仮面を被る俺、神崎悠人の秘めた本性は、クラスの小悪魔、篠塚あかりに握られてしまう。

「ねぇ、その秘密、私と二人だけのものにしない?」

秘密の暴露を恐れる俺と、退屈しのぎの「小悪魔」。放課後の旧校舎裏で始まったのは、俺の**「服従したい心」を試す、屈辱的で甘美な「命令ごっこ」**だった。

最初はただの支配だった。だが、彼女に与えられる背徳的な悦びは、いつしか俺の心を支配者への本気の恋へと変えていく。そして、命令する側の彼女の瞳にも、俺を誰にも渡したくない不器用な独占欲が宿り始める。

これは、支配と服従という不器用な形から、究極の愛へと昇華した秘密のスクールラブの物語。

最後に彼女が命じた、永遠の命令とは――。

小西真一は恋愛小説が非現実的だと思っている。彼の意志に反してそんな現実的ではない展開を防ぐという任務を負い、ラブコメの女神によって、ラブコメの世界に送り込まれてしまった。
最初はこの世界の登場人物たちと関わりたくなかった彼が、一連の出来事に巻き込まれることで世界観が変わり、自分の過去や存意の限界を乗り越え、人として成長していく。しかも、彼は自分の行動の結果に、少しも予期していなかった形で直面することになる。

昔から変わらないものそれがあるのだとするなら私はその人を素敵と名付けます。

計算高い伯爵令嬢×潔癖な軍人貴族の、ドタバタ偽装ハネムーン
***
伯爵令嬢テレーザは野心旺盛。王太子妃になるために、『王家の番犬』ことディ・フェッロ侯爵家のフランツの睨みも躱して第一王子に近づいたと思いきや、その第一王子が王位継承権を捨てると聞いてはすぐさま第二王子に鞍替えする女である。しかし、すり寄るテレーザに第二王子が求めたことは、自分の代わりに地方都市へ行き、有力者たちのスパイをしてこいというもの。第一王子を捨てた手前、引けないテレーザはこれを了承。ところがその帰り道、何者かに馬車を襲われ護衛が負傷してしまう。
地方に行く以上、すぐにでも新しい護衛が欲しいテレーザは、軍人でもあるフランツを罠にはめ、新護衛を探させることを企む。――結果、当のフランツを護衛に据え、表向きは『新婚旅行』のていで旅立つはめに。
打算的なテレーザと潔癖なフランツ。相容れない二人は、”帰り次第即離婚”という目的だけを一致させて、王都を旅立つのであった。
――そのはず、なのだが。
「……テレーザ。仮に、仮にだ。例えばの話だが、僕が、君のことを好きだとしよう」

※不定期更新です。タイトルは変わる可能性があります。

上嶋 茉白は動画配信を見るのが好きな高校1年生。中学3年生の時にとある女性配信者に出会い、その甘く魅力的な声に惹かれて一瞬でファンになった。
ある日の授業中に、同じクラスメイトである緒川 明莉に先生に当てられて困っているところを助けてもらった茉白。
茉白は明莉にお礼を言ったが彼女は無言。茉白はそんな明莉のことを物静かなただのクラスメイトと認識していたが、、、

※タイトルは、誤字ではありません。
 ――錬金術は、魔力を連続して込める時間が長くなれば長くなるほど、よりレアなものを錬成することが可能となる。このため、ラターア王国立錬金術院に所属する錬金術士は、ずっと休みを取らないので『連勤』術士と揶揄されていた。
 ……という転生悪役令嬢=国家錬金術士の物語です!

「シンディー・マクブライド! お前との婚約を破棄する!」

王城の夜会で、シンディーは婚約者に婚約破棄を突き付けられ、また『聖女』殺害未遂で処刑されかけてしまう。
『聖女』の存在は絶対。彼女が誰かを悪と呼べば誰も冤罪を疑わない。
弁明の余地などなかったシンディーは魔法を駆使して死を免れた。

それから半年後。
シンディーは髪を切り、男装して王城の騎士団に入団した。
生き長らえたにもかかわらず、わざわざリスクを冒してまで王城へ戻って来たのにはある目的があった。

そしてある日、騎士として生活するシンディーのもとに王太子ウィルフレッドが現れ、二人は互いに密かに抱えていた目的が同じであることを悟り、結託する事に。

そうして迎えた一年後の夜会。
そこに現れた婚約者と自称『聖女』と、シンディーは再会する事になる。

シンディーとウィルフレッドの目的とは一体……!?



※出血シーンがあります


佐伯先輩は私をいつもからかう。
そんな先輩に私は恋をしている。

国一番の美貌の王子に付き従うのは、国一番のブ男であるノリス。
子爵令嬢のティナは、ある時ノリスに助けてもらったけど、彼の秘密に気付いてしまった。
秘密がバレたノリスは、ティナを捕まえ、耳元で囁く。「さて、どうしてくれようか?」

青春を一もしてこなかった【春風静斗】
学校では普通の暮らしをしていた。いつもの公園のベンチで桜を見ていると後ろから『私があなたに青春をさせてあげるよ」という声が聞こえてくる

今「小説家になろう」を読んでいる人もみな紡ぎ続けている人生という物語。
そしてその中にある「選択肢」。正解かなんて誰にも解らない。
しかし、これは筆者である鳴宮が紡いでいる人生の中で最も愚かな「選択肢」を選んだ物語。

男主人公が偶然出会った少女は、彼が去るまで人生恐怖症を解消してくれたが...

 『強い女性が好みだ』と婚約者の侯爵令息トレボールに言われた伯爵令嬢ヴァルジニアは、愛する彼の好みの女性になろうと必死に『強い女』を演じ続けた。
 その結果『高飛車で高慢』と悪評がたっても気にしていなかったが、なんと『高飛車で高慢』なのは『好みではない』と婚約破棄を告げられてしまう。
 愛する人の裏切りに泣きくれるヴァルジニアだが、翌日には公爵であるローレンスとの婚約が成立しようとしていた。
 しかし、ローレンスが彼女に突き付けた婚約の条件は『家庭的な女性』であることで――?

明日に新学期初日を控える、高校2年生の花川新利。
終電で帰宅したところ、駅には一人の美少女がいたのだが…

聖女の召喚により王太子から婚約解消されたアリアナ。そして婚約解消した王太子がその場でアリアナに新しい婚約者を勧めてきた。相手は魔術師のハノイ。困惑するアリアナに反し、なぜかハノイは乗り気なようです。

深窓の令嬢・西園寺須磨子は、友人の美佳に誘われて初めて“庶民のお店・しままち”へ降り立つ。
値札の安さに「ひと桁多いとばかり思っておりましたのに……」と驚き、次々と試着しては爆買い。
美佳に「これがしままちプライス!」とツッコまれながらも、須磨子は新しい世界に胸を躍らせてゆく。

その日の午後、西園寺家のサロン。
アフタヌーンティーを楽しみながら、須磨子は美佳との出来事を嬉々として母に語り聞かせる。
母は優雅に相槌を打ちつつ、「あなたも随分と世界が広がりましたわね」と微笑むのだった。

――まだ、この時の須磨子は知らない。
この“初めての外の世界”が、やがて大きな胸騒ぎへと繋がっていくことを。

夜な夜な美少女ゲームをしていた男子高校生・藤原翔がプレイしていた美少女ゲーム『ラブダイアリー』のヒロイン・桜野桃花として美少女ゲームの世界に転移してしまい、現実世界に帰るためにゲーム世界の主人公と恋愛をする話。

中二病を拗らせた俺。豚と呼ばれ虐められた百瀬、ガリ勉と揶揄された響。
そんな3人が高校デビューをしたら?