新連載(直近1週間)

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由香が好きになったのは、仕事中に偶然ぶつかった優しい男性。
笑う度に胸が苦しくなるほど、惹かれてしまった。


だが、その人を好きになったのは自分だけではなかった。

親友を思う気持ちと、恋する気持ち。
どちらも嘘じゃない。どちらも手放したくない。

由香が選んだ選択とは……?

 高校二年の俺は、宿題もろくに出さず、むさ苦しい男子ばかりのコンピュータ部でゲームに逃げる日々を送っていた。

 ある日の下校中、自転車で転倒し、動けなくなった坂道。先生を呼びに走ってきたのは、その“目立つ子”だった。保健室と廊下で交わした、「ありがとう」と「早く良くなるといいね」。それだけの出来事が、世界を少しだけ変えてしまう。

 クラスではほとんど話したこともない。彼女にとって俺は、大勢いるクラスメイトの一人にすぎないはずだ。それでも、俺にとっては、黒板の前でプリントを配る横顔、友達と机を寄せて話しているときの視線の配り方、ノートとシャーペンの並び方までが、視界の端に勝手に入り込んでくる。

周りになんて気づかれないように気を配りながら、それでも目で追わずにはいられない。「好きだ」と言葉にする前の焦れた感情だけが、静かに膨らんでいく。

突然のインターホン。
玄関を開けると、白い髪に青い瞳の少女が立っていた。

「恩返しに来ました!」

間違った意味での性癖が偏っているちょっとアレな高校生達のアレな青春模様です。
※主に変態しか出て来ません。王道ラブストーリーがお好きな方は、「たまにはゲテモノにも手を出して見るか……」程度のお気持ちでお楽しみ頂けると幸いです。

都会の高校へ引っ越したタカシは、同級生で女優もしている天城ヒロミと出会う。タカシは知らない。これが止められない運命の再会の始まりだと。

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前世が「昭和のヤンキー漫画好き」だったヒロイン。婚約破棄されて自由になりたい一心で、覚えたての(少しズレた)悪女ムーブを繰り出すが、その全てが「慈愛あふれる行動」として好意的に勘違いされていく、勢い任せのコメディ。

感情かんじょうを感かんじる超ちょう能力のうりょくに目覚めざめた会社かいしゃ員いん・佐藤さとう恵理えり(23歳さい、独身どくしん歴れき23年ねん)。2年間ねんかん、能力のうりょくを駆使くししてデートを重かさね、能力のうりょくを磨みがいた結果けっか、好すきな人ひとにすでに恋人こいびとがいると知しる。能力のうりょくをさらに使つかいこなし、彼かれを振ふり向むかせようとする。

真夏のキミと花火を見たかった+ 澤崎由奈編!
また同じ委員会になれた2人。
今年も夏祭りに一緒に花火を見ようと
約束するがまさかの…!?

主人公は、BLが好きな腐男子

ただ自分は、関わらずに見ているのが好きなだけ

そんな主人公が、BLゲームの世界で
モブになり主人公とキャラのイベントが起こるのを
楽しみにしていた。
だが攻略キャラはいるのに、かんじんの主人公があらわれない……

そんな中、主人公があらわれるのを、まちながら日々を送っているはなし

BL要素は、軽めです。

募る不安の最中、綾が目撃したのは、恋人結衣の裏切りを匂わせる親密な光景だった。信頼と不安が交錯する中で、二人の関係には決定的な亀裂が入る。お互いの言葉を信じられず激しく対立する中、誤解の引き金となった「真実」は、二人の愛を再び結びつけることができるのか。

私の作品ルーンカフェも舞台に出てきます
雨のルーンカフェもよろしくお願いします
N2656LG

『ばあちゃんの“もしも”と、ぼくの“これから”』あらすじ(読者向け・ネタバレなし)

祖父が亡くなり、実家の蔵を片づけていた青年のぼくは、古びた缶と、虫食いだらけのばあちゃんの日記を見つける。
そこには、若い頃のばあちゃんが手に入れた「どのカメラにも合わない、ちょっとおかしなフィルム」と、“もしも”の未来の断片がにじんでいた。

東京のワンルームに戻ったぼくは、変わりばえしない仕事と、一人で飲むコーヒーみたいな日常に埋もれていく。
そんなある日、中学の同級生・真咲と再会し、ばあちゃんの“選ばなかった未来”と、自分がこれから選ぶべき“誰かと生きる”未来が、少しずつ重なり始める。

過去に揺れたばあちゃんの心と、今ここで迷うぼくの心が、一本のフィルムを軸にゆっくりとつながっていく――
「もしも」と「これから」のあいだで、自分の人生を選び直す現代ラブストーリー。

 子供が出来ないからと離婚され、実家にも見捨てられたジョセフィーヌ。彼女を助けてくれた魔術師から子供のできない理由を聞かされ、心の傷が言えた時に盛大な復讐を仕掛けるのだった。

✦番外編 あらすじ✦

『海の町で、生きたいと思った日』

にこと湊の“物語が始まるずっと前”。
二つの家族の運命は、ひっそりと海の町で動き始めていた——。

海の町で生まれ育ち、
幼い頃から「楓来定」の跡継ぎとして親父に鍛えられてきた 滋。
そして、そんな滋を明るく支える 愛。
二人は若い頃から心が通じ合い、誰もが羨むカップルだった。

一方、遠く離れた場所で生きていた 和幸 は、
愛する人・幸子から別れを告げられ、
仕事も未来も見失い、
“すべてを手放すように” 海の見える町へ一人旅に出る。

理由もなく海を眺め、
何もできず、
自分の人生を閉じようとすら思った日々。

そんな中、潮風の中に混ざった“あたたかい香り”に導かれ、
和幸は小さな食堂「楓来定」の暖簾をくぐる。

その一杯の料理が——
和幸の心を救い、
涙を流させ、
再び「生きたい」と思わせた。

これは、
にこと湊が出会うずっと前にあった、
親たちの恋、痛み、再生、そして“運命に繋がる瞬間”の物語。

フレバグ

貧乏子爵令嬢、王子をゲットする!

ある日、頭上に図鑑が落ちてきた。
メガネは割れ、視界がぼやけた私を抱き上げたのは──第三皇子殿下。
身分差が怖いのに、殿下の猛攻はなぜか私一直線で止まらない。
メガネの代わりに王子様を拾ってしまった、そんな話。

貴方に拾ってもらったこと。
これこそ、俺の人生で一番の幸運だ。

ー5話完結ー

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タイトル通りの現代高校生のBLラブコメです。

『第7回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』参加作
テーマ「雨宿り」
1000文字以内の超短編です。

 王子殿下の婚約お披露目パーティーに招待された男爵令嬢のナディア・ドロレ。踊ることが大好きな心優しいナディアは一人ポツンと立つ冴えない風貌の令息を見つける。ダンスの相手を探していたナディアは彼の手を取り無邪気に踊り始めた。相手の正体も知らずに……。

【ストック30万文字(文庫3冊分)あり! 覚悟を決めて毎日更新します!】

「空気が読めない? いいえ、それはただの窒素と酸素の混合物です」

感情を理解せず、効率と論理だけで生きる高校生・霜月理人(しもつき りひと)。 彼は転校早々、いじめの首謀者の腕を「うるさいから」という理由でへし折り、クラスで完全に孤立していた。

そんな彼が病院で目覚めたのは、他人の心の声(本音)が聞こえる『読心術』の能力。

しかし、彼が聞いたのは感動的な真実などではない。 聖女のような委員長のどす黒い計算。 教師の保身に満ちた言い訳。 被害者ヅラした同級生の逆恨み。

嘘と建前(空気)で塗り固められた教室で、感情を持たない怪物が、皮肉にも「真実」を暴き出していく。

「先生、あなたの心拍数と教案ファイルからの金属音が、嘘をついていると証明しています」

これは、空気が読めない少年が、読心術というノイズまみれの力を使って、青春の欺瞞を論理的に粉砕する物語。

滅亡寸前の王国で、皇后ロワナは敵軍が城に迫る中、静かに死を受け入れようとしていた。夫である王は真っ先に逃げ、国は崩壊。攻め入ってくるのはロワナの祖国・帝国アルカダイア。その先陣には、幼い頃から彼女を“姫”と呼んでくれた騎士ノクティスの姿がある。

致命傷を負ったロワナは、最期に彼の声を聞いたような気がしながら意識を失う。しかし目を開けると、そこはアルカダイア皇城――しかも彼女は幼い頃の姿に戻っていた。

大切なメイド・エリシャも健在で、亡き父皇帝もまだ生きている。あの悲劇が起こる前の時間に戻ったのだと悟ったロワナは、思わず父のもとへ駆け寄り、もう二度と失いたくない家族の温もりに触れる。

これは、滅びた未来から戻った皇女ロワナが、
国を、愛する者たちを、そして大切な彼〈ノクス〉を救うために“やり直す”物語――。

 とんぼ様
 お元気ですか。
 あなたを思う時、私は十八、あなたは十九歳です。
 あなたに一目惚れをした私は、自分でも気付かないまま、全身をアンテナにして、ストーカーのように、あなたを探知します。
 現実は残酷で、あなたは私をではなく、年上の女性を熱愛していたことがわかります。
 あなたを愛し過ぎたのか、以後同じ思いは抱いたことがありません。
 愛しています、今でも。
               くらげ

私と夫の馴れ初めの話。
※実体験にフィクションを混ぜています。
※こちらの話は暴走族を推奨するものでも、婚活サイトを推奨するものでもありません!
それをご理解していただいた上で、お読みいただきますようよろしくお願いいたします。

俺の幼馴染の沙奈が自転車を買ってもらったらしい、さっそく乗りたくてうずうすしているようで、俺に相談を持ちかけられたが、上手くいくだろうか。

太古の昔から鬼と人は争ってきた。鬼は人に害をなし、人はそんな鬼を滅する。いつからか鬼は徒党を組み、人は鬼を滅する組織「鬼狩り」を結成する。
しかし、両者は長年の争いにより疲弊し、休戦協定を結ぶ。その証として各陣の代表が結婚をする事に。
本来、相容れぬ鬼と人。その結婚生活の行く末は如何に。

一目で気に入った令嬢が、家を通じて婚約の辞退を申し出てきた。
何か事情があると感じた第一王子は、思い余って行動するのだった。

「次のバトルライブで一位になったらヤらせてあげる」そうメッセージをくれたファンの女が、一位じゃなかった時も「私の中では一位でしたよ」と結局ヤらせてくれる胸熱ストーリー

 2011年4月。速水爽香(20歳)は、ボートレーサーとなった。爽香は『ボートレース戸田』に近い美浦市で部屋を借り、市役所で転居届を出す為番号札を取る。受付の丹沢から「書類も書かずに番号札を取ったのか?」と注意が。爽香は丹沢の言い方に激怒。結局丹沢は「『転出証明書』が無い」と帰す。爽香のデビュー戦が始まる。
爽香は養成所教官松木から宿題が出された。松木「デビュー戦の開催6日間、すべてのレースで無事故完走すること!」速水爽香のデビュー戦が始まった。6日間の結果は……(略)
 6日間のレースが終わり、爽香に松木教官からメールが入った。

 2か月後、爽香の転入届が丹沢によって受理された。後日、住民課から爽香宛に郵便を送付すると『あて所に尋ねあたりません』と戻ってしまう。住民課長の鬼塚は丹沢に向かって「虚偽の転入届を受付した責任を取って退職願を出せ!」と迫った。

不器用だけど真っすぐな27歳の誠人。
同じ会社の後輩・愛花との交際は順調なようでいて、すれ違いも増えていた。

そんな日々の中で、誠人は “ある決意” を胸に、小さな一歩を踏み出すことになる。
それは愛花との関係を変える、大切な転機だった。

——不器用な青年が、愛する人のために成長していく、心温まる恋物語。

高校生の妹は、放っておけば誰かの恋を拾って帰ってくる“恋愛体質”。
大学生の兄・誠は、そのたびに運転手として呼び出され――なぜか毎回、他人の恋の修羅場に巻き込まれる。

進まない恋。
止められない恋。
言えない恋。

兄自身は恋に冷めている……つもりだった。
だが、別れや告白や涙の場面に立ち会わされるうちに、ふと思ってしまう。

“本当の恋って、いったい何なんだろう”
“他人の恋を見ているだけで、理解なんてできるのか”

恋から目を背ける兄は”恋”を理解する事が出来るのか。

恋の現場は好きじゃない。
でも、恋の舞台にはなぜか立たされる。

これは、恋人でも第三者でもない――
ただの 「エキストラ」 にすぎない兄が、
誰より近い距離で“恋”を見てしまう物語。

十一年前、落城の混乱の中で「姫を守れ」と命じられたその日。
四歳の少年シュリは、泣きじゃくるユウの小さな手を握りしめた。

あの日、ただ守りたいと思った気持ちは――
十五歳になった今、どうしようもない恋へと姿を変えていた。

姫と乳母子。
触れれば壊れる、決して許されない身分差。
それでも、心だけは離れられない。

ひとつの命令から始まった、
静かで、痛いほどまっすぐな 禁断の恋 の物語。

横浜のOL・南条彩香は、プレゼンでの致命的なミスを取引先のエース・一ノ瀬湊に救われ、彼に惹かれていく。順調に見えた恋だったが、湊に執着する同僚女性の画策による婚約の噂で、二人はすれ違ってしまう。先輩・松浦からの告白もあり彩香は苦悩するが、雨の夜のトラブル対応を通じて湊と再会。湊は誤解を解き、彩香への愛を告白した。後日、夜景の見える大さん橋で湊はプロポーズし、彩香は快諾。仕事の「ミステイク」から始まった二人の恋は、永遠の運命へと結ばれた。

キャッチコピー
散るのは花だけ。私たちは散らない。

紹介文
全寮制の高校・吉備高原学園。 不器用で人と距離を置きがちな櫻は、 入学初日、新入生のアネモネと同室になる。 外国にルーツを持つアネモネは、 過去の傷から心を閉ざしていた。 だけど櫻だけには、本当の声を見せられる。 一緒に過ごす日々。 手のぬくもり。 眠る前の「おやすみ」。 …

誰かに認められたい普通の高校生、黒木 楓は動画をバズらせネットで有名になるため軽い気持ちで心霊スポット「妖狐神社」に足を踏み入れてしまう。
するとそこには封印されていた妖魔「白狐」がいた。

するとなぜか白狐に気に入られてしまった楓。
その日から、彼には彼女の重すぎる愛とちょっぴりエッチな日常が待ち受けていた――。

男性の出生率が下がり、一夫一妻制が廃止された世界。世の中では新たな法律として一夫多妻制が強制されていた。仮に破れば夫婦ともども死刑となる厳しい法律だ。
そんな中『女性免疫診断』にて、『女性免疫が無さ過ぎて一人としか結婚できない』と診断されてしまった兎田育人(うさいだいくと)。しかし彼に対して好意を寄せる異性は大勢いて、それらを完全に把握している婚約者の獣坂小猫(けものざかこねこ)は彼に提案する。

「ハーレム王を目指してみませんか?」と。

気がつくと、私はAIが作った異世界で男爵令嬢になっていた。
結婚後初めての夜、夫となる侯爵の嫡男アルフレッドに「お前を愛することはない」と告げられ、思わず椅子で殴っちゃった。
世界の不条理にうんざりしていたけれど、次第に夫の冷たい言葉の裏に隠された、300年続く一族の悲しい呪いを知ることに。
私の命を守るため、一人苦悩を抱えていた夫と向き合い、私は自分の知識を頼りに呪いの謎を解き明かすことを決意する。
これは、勘違いから始まった夫婦が、世界の秘密を解き明かす中で、不器用ながらも真実の愛を育んでいくハッピーエンドの物語です。

「禁じられた破壊魔法使いの私は、呪われた辺境公爵へ嫁がされましたが、私には何が呪いなのかよくわかりません。」

幼い頃に破壊の魔法に目覚めた私は、周りから危険視されて魔力を使うことを禁じられ、治癒魔法をもつ妹と比べられて冷遇されて生きてきた。

せっかくとりもった縁談相手の伯爵からは婚約破棄を突きつけられてしまい
最終的に行き場を失った私は、呪われた公爵が治めるとされる北の辺境地へと追放されることになる――。

冷徹で人を寄せ付けないイケメン公爵との仮初めの婚約生活だったが、
ひょんなことから、誰にも癒せなかった彼の呪いを、私の力だけが打ち砕けることがわかり_。

落ちこぼれ不遇令嬢が、周囲から力を認められ、公爵から溺愛されて最強魔力使いへと成り上がり。
妹とも立場を逆転、破壊魔法無双させていく異世界恋愛ファンタジーです。

第一部:呪い解除編
第二部:妹編

※説明パート多めです。
※力覚醒・成り上がり要素多め、恋愛要素あり
 寡黙系イケメン?好きな方は是非!!

※一日1~2話更新予定です。

「万物の声」が聞こえるコーデリアは、不気味だと婚約破棄され、無口な辺境伯ジークハルトのもとへ。

彼に「帰れ」と冷たく言われるが、その腰の愛剣が絶叫した。
『違う!「一目惚れしたから帰したくない」って言えよ!ご主人様、泣きそうだよ!』

実は彼は極度の口下手なだけだった!
愛剣の通訳で旦那様の溺愛ボイスがダダ漏れの中、幸せな新婚生活がスタート。一方、彼女を捨てた王都は聖具たちのストライキで崩壊へ――。

※本作は同タイトルの短編の連載版です

伯爵令嬢のクレアがデビュタントで見たのは婚約破棄と美味しそうな香りの焼き菓子。その名をホットケーキと口にした途端に、今まで隠していたことが宰相子息のライオネルにバレてしまって、どうなるの?
攻防する隙も与えないライオネルと、迂闊なクレアの関係はいかに。

ラジオ大賞応募作品。『舞踏会/ホットケーキ』
1000文字の話に挑戦してみました。

マーガレット・ティンクレードは国でも珍しい、
結界魔法が使える為、子爵家の出身だが、
公爵家の養女として迎られる事になった。

公爵家の若き次期当主ステルスは、
兄が亡くなり急遽当主教育を受ける事になった上、
優秀だった兄と比べて、自分を追い込んでいた。

マーガレットは義兄になったステルスの負担を減らそうと、
散歩や、人員の増加など様々な提案をしていく、
最初は無関心だったステルスも、
マーガレットの優しさに癒され、お互い惹かれていくが、
第三王子がマーガレットに興味を持ち?

何が食べたいか訊いたら「とりあえずホットケーキ」と彼は言った。

初恋の人を追いかけて、私立クリスティ学園中等部に入学した後野茉理。でもこの学校は何と日本に現存する魔族の学校だった!
生徒会長伊集院帝の今年の彼女に選ばれてしまった茉理は、全力で拒否する日々を送っている。でも帝に淡い想いが芽生えてしまうのを止められず……複雑な気持ちを抱えて過ごす日々の中、突然学校の図書室に出た幽霊騒動に巻き込まれてしまう。幽霊の正体は? 生徒会役員を巻き込んで、波乱万丈の学園生活第二段がスタートする。

このお話は私立クリスティ学園シリーズ2巻目となっています。1巻「魔法使いの生徒会」をお読みでない方には内容がわかりづらいと思いますので、未読の方は1巻からお楽しみください。
全年齢閲覧可能ではありますが、非道徳的かつ残酷な描写が多々ありますので、ご了承の上お読みください。
 

困ったワガママな問題児である王太子ハロルド様との婚約を命じられたマリアは、陛下にある条件を出すのであった。これにより、ハロルド様を抑え込むことに成功するのであった……最後はハロルド様が逃げたくなります(笑)

氷の美貌を持つ公爵令嬢リリアーヌは自分が乙女ゲームの悪役令嬢であり、婚約者の第一王子エドワードから公開の場で婚約破棄される運命だと知っていた。
案の定、夜会の最中、クズ男のエドワード王子は浮気相手であるヒロインのイザベラを連れ、リリアーヌに謂れのない罪を着せて破棄を宣言した。 それを受け入れて自由になろうと思っていたその瞬間、地味で影の薄いはずの第二王子セドリックが突然乱入する。
「貴様が捨てたのは、国を救う賢女だ」
セドリックはエドワードが国家機密を漏洩しようとしていた反逆の罪とイザベラがそれを手引きし、リリアーヌの私物を盗んでいた真実を暴露し、 クズ男とヒロインは公開処刑され、リリアーヌは解放された。
実は五年もの間、誰にも認められなかったリリアーヌの努力と知性を陰から見て、深く愛していたセドリック王子は彼女を新たな王妃として迎え入れる。
「君が私以外の誰かに不当な扱いを受けることなど、断じて許さない。君の全てを、生涯をかけて溺愛しよう」
待っていたのは国外追放ではなく、真の理解者であるセドリックからの甘すぎる独占愛であった。

小学生の頃陰キャだった同級生が、今や人気美少女アイドルに!
久しぶりに再会したら、予想外に強めの想いをぶつけられた!

俺は密かに応援していた。東雲桜(しののめさくら)のことを。
俺にとってあいつは『推し』だった。だけど――


「私たち、両想いなんだよ。だったら結ばれるべきだよね?」
「俺はアイドルとして応援してるだけだ!」


芸能界に入り垢抜けた東雲は、もう陰キャじゃなかった!
なんでこいつ、こんなにグイグイ来るんだよ!?


人気アイドルとの禁断の恋!? 堕ちたら即スキャンダル!
絶対に恋愛してはいけないラブコメ短編。

組織の経理として働くアンナリアは、今日もまた、事務所の片隅で山積みの書類と格闘していた。
そこは、アプリゲームの世界だったが転生して気合いで就職した。
世界観や場所なんて気にしない。
ただただ、好きな人達と話せるということは。
毎日イベントストーリーを見れるということでは!?
とにかく好感度を稼いでポジションを死守するのだ。
「あの子、真面目だな」
(幹部が私を褒めてる!嬉しい〜。拝もう)

宮崎から東京に引っ越してきた高校1年生、芦田洸太。
大都会・東京での高校生活に戸惑い校門をくぐった瞬間から挙動不審。
周りはキラキラした美少女やイケメンばかりで、自分だけが場違いな気がしてならない。
入学式、初めてのクラス、ぎこちない挨拶――すべてが新鮮で恐ろしくもある。
それでも、東京での新しい日々は静かに幕を開ける。
果たして洸太は、高校生活を満喫できるのか――?

「恋が、水星の夏に吸い込まれる」

水星の夜に雪は消え、永遠の夏が訪れる。
「再帰的自己改善」可能な最新鋭機、渍(ソマレ)と、
誰かのプロンプトがないと生きられない旧型機、霈(シズク)
恋という名の致死的エラーに抗うため、二人は水星の一生懸命彷徨う。

”キミが僕に本当の愛をください“ といきなりそんな事、言われても、、、?

 二元論が横行する最中、学徒は片手に火炎瓶、片手に参考書を持ち虚ろな瞳で付和雷同。校則という秩序のもと、仮初めの倫理観と不文律が首の皮一枚繋ぎ止めていた明澄第三青雲高校。そんなケイオスに突如として頭角を現した第三勢力。平々凡々、総合的ニュートラルに美徳を感じる事勿れ主義の集い。その長こそが放送室を根城とする"明澄ブロウドキャスト"こと放送部である。

 そんな放送部の部員である紀伊昭穂〈きいあきほ〉はある目的を完遂するべく日夜奔走していた。馬鹿げた目標を掲げて。
 ある日、彼は放送部の存続をかけて新入部員を探し求めていた。狙うは学年のアイコンとも呼べる斉藤涙〈さいとうるい〉。そんな彼女の勘違いで彼は相棒であり放送部部長の有坂慧〈ありさかけい〉に告白をしなければならなくなる。好きでもない慧に告白をする、そんな窮地に昭穂は1つの光明を見つける。好きになればいいのだと。基本装備の倫理観が育む罪悪感がその考えに拍車をかける。
"絶対に好きになってから告白するのだ"と。
言葉を伝える。ただそれだけなのに。彼は有坂慧を好きにならなければいけなくなってしまった。

人は言葉を信じている。見えない何かがそこにあると。
渦巻く野望、真実の正体、そして一握りの愛の所在。
すべてが言葉に形取られると昭穂は今日も信じている。

だから言葉を届けている。

 福岡県の田舎町に住む高校生、清水瑠衣(しみず るい)は、毎朝5時40分発の始発列車に乗って通学している。 早朝の静寂と孤独な時間を愛する彼の日常は、いつも同じ時間に、同じ車両に乗り合わせる唯一の人物、冴季玲花(さえき れいか)の存在によって彩られている。
ある日を境に、二人は自然と隣同士に座るようになった。玲花の好きなファンタジー小説の貸し借りなどの交流は、瑠衣にとって一日で最初に会う人との大切な時間となる。
早朝の列車という限られた空間から始まった二人のささやかな日常があった。
しかし、<とある病>がきっかけで二人は「隣」について深く考えるようになる。
「隣」というキーワードを元に進んでいくこの物語が行き着く結末は…

幼なじみのしずなの宝物であるオルゴールを壊してしまった。俺のオルゴールと交換しようとするが……。