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瘴気に侵され、光を忘れかけた世界。 小さな村で、母を守るため剣を振るう少年――リオ。 未熟なその刃に宿るのは、ただ一つの願い。 ――「誰も泣かせない力が欲しい」 だが彼は知らない。 己に刻まれたそれが、 世界を導く“光の加護”であることを。 それは敵を滅ぼす力ではない。 人を立たせ、希望を繋ぐ光。 王都からの召命。 それは英雄への道ではない。 それでも少年は歩き出す。 闇を切り裂くのは、剣ではない。 ――希望だ。