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勇者一行の補佐官だった俺は、 王太子の婚約契約にある「不備」を指摘したという理由で、静かに追放された。 剣も魔法も権力もない。 あるのは、書類を書いて読めるという、やたら嫌われる能力だけ。 行き場を失って辿り着いた闇市で、 俺は一人の少女と出会う。 あざとく笑い、計算高く立ち回りながら、 それでも「責任」だけは決して手放さない元貴族令嬢。 欲しいのは支配でも救済でもない。 必要なのは、彼女自身の“言葉”だった。 不幸体質で面倒事に巻き込まれがちな主人公と、 可愛さを武器に世界を渡るヒロイン。 これは、 剣を振らず、魔法も使わず、 「成立していないもの」を無効にしていく物語。
卒業パーティーで婚約破棄を宣言された侯爵令嬢デアドラ。しかし彼女の隣には、小動物のように震える親友エメルがいた。あざとさ全開の伏兵エメルは婚約破棄の断罪劇を乗っ取り、逆転させていく。 よくある断罪返しを書いてみました。もしも悪役令嬢の側にもあざといピンク髪のヒロインっぽい令嬢がついていたら……。ヒロインVSヒロインの泣きの演技対決をどうぞお楽しみください。この作品はカクヨムでも公開しています。