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小学三年生の夏、同級生が二人消えた。 騒ぎにはならなかった。 「どこかへ行ったらしい」――それだけで、片付いた。 ただ一人、連れ去られて、戻ってきた子がいる。 彼女が覚えていたのは、血の感触と、暗い部屋と、ひとつの言葉。 「亀の子……」そして数字。 意味は分からない。 けれど、それだけが消えない。 偶然の出会いをきっかけに、忘れていたはずの記憶がつながり始める。 ⁂創作ですが作者の経験をもとにしています⁂ 物語に登場する地名などは実在のものとは関係ありません。 短い作品だったので短編のほうに上げ直しました。