あらすじ
主人公はごく普通の人。
ある日、イベントの手伝いでウサギの被り物をかぶったまま休憩に入る。
そのまま、なぜか、どうしても、何をしても——
被り物がとれなくなる。
力任せに引っ張ってもダメ
ハサミを入れようとして止められる
専門業者を呼んでも首を傾げられる
そして時間だけが過ぎていく。
最初は笑い話だったはずなのに、
学校(会社)
コンビニ
電車
実家
全部、ウサギのまま。
周囲はだんだん慣れ、
主人公だけが「ウサギである自分」を冷静に受け入れ始めてしまう。
「……まあ、ウサギでも生きてはいけるな」
しかし、最後に訪れるのは
「とれる瞬間」と
「とれた後の、想像以上に気まずい現実」。