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あれから8年が経過、 真実が知りたいと思いながらも半ばあきらめていたところ、 1週間前に突如、沙也加のノートが届く。 ノートの最後には「苦し紛れの嘘」の文字。
冷蔵庫に入れておいたプリンが、消えました。 家族に聞いても、 「知らない」 「食べてない」と、嘘が並びます。 怒るほどの事件じゃない。 警察を呼ぶほどでもない。 でも、この家ではよくあること。 本当は言いたいけど、言わない選択。 プリンをきっかけに、 この家族の「見えない気持ち」が、少しずつ浮かび上がっていく。 これは、 誰も悪くない事件で、 誰かがちょっとだけ我慢している話。 ——犯人はいません。 でも、嘘は確かに、ここにあります。