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戦に勝る、策略が成った。 ガリア王国は、勝利国ロムルス帝国から提示された五条の平和条約に安堵した。 領土も奪われず、一見、甘すぎる内容に見えたからだ。 だが、その裏に隠されていたのは、「国の記録原本の全てを奪い、敗戦国で最も優秀な頭脳を引き抜く」という、宰相ゼノビアの戦略だった。 引き抜かれた末端貴族のヴェルナーは、論理こそすべてと信じる分析官。 彼は、感情を排し、自らの才能を敵国のために使い始める。 五話完結。