ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
会社で残業を終えた望は、デスクに忘れ物をしたことに気づき、会社に取りに戻った。すると自分のデスクでぴょんぴょんと飛び跳ねていたのは、望のお気に入りのペーパークラフトのうさぎだった。いつも心の中で話しかけている癒しのうさぎさんに、望はつい話しかけてしまった。「どうしたの?」と。うさぎさんは、十五夜だから月にかえるらしい。「いっしょにいこう」と誘われた望は、同期の営業エースを巻き込んで月へと飛び立つ。 クレーターばかりで生命が存在していないはずの月は、緑豊かなうさぎの楽園だった。感心する望を横に、同期の真鍋はめんどくさい上に意外と子供っぽい。クールでできる男はどこに行った? とうんざりしつつも、個性豊かなうさぎたちと遊ぶうちに、望と同期の真鍋の心はだんだんと素直になっていく。それは、二人にとっても月は故郷だから。
月のうさぎの真実と愛のミステリーです。 本作はエブリスタ第255回超妄想コンテスト・テーマ「月見/月夜」参加のミステリー作品です。少し変わった作品ですが、よろしくお願いします。