あらすじ
好奇心という“悪癖”を生まれ持った少年・碧。
彼は、不気味な転校生に一目惚れした。
知的好奇心から、自分とは違う人間を好きになることはおかしなことではない。
しかし、ある日の帰り道で彼は不可解な影を見た。
好奇心の赴くままにその姿を追うが、急に冷たい何かが視界を覆う。
ピタッ。
碧が必死に振り払うとそれは小さな“手”
そして、そこには件の転校生がいた。
「それ、見ちゃ“ダメ”だよ。」
彼女はそんな言葉を残して幻覚かのように消えてしまった。
ただ、碧は思う。
彼女はあの、不可解な影について知っているはず。
怪異は現象。その動向に目的や意図の一切を介さない。
これは、ボーイミーツガールありきの怪異譚…といったところだろうか?
君も怪異について知りたければ、是非、一読してくれ給え。