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春。桜が舞う静かな公園で、幼なじみの二人は再び向き合う。 かつて当たり前だった距離は、いつの間にか言葉にできないほど遠くなっていた。 勉強に逃げる少年と、本音を押し殺してきた少女。 すれ違い続けた十六年分の想いは、ひとつの“決断”へと辿り着く。 ――最後に、もう一度だけ。 思い出のボートに乗った二人を待っていたのは、運命のいたずらか、それとも奇跡か。 これは、言葉にできなかった想いが「形」を持つ物語。 そして、失われた本音を取り戻すための、少し不思議で、少し切ない追跡劇。