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遠くで、電車の音がした。 でもこの町には、線路なんて、ないはずだった。 「ねえ、気づいてる…でしょ?」 放課後の教室に現れた転校生は、そう言って笑った。 「この世界、可笑しいってさ。」 その言葉が落ちた瞬間、 僕のノートにあった、"ミズキ"という名前が、 にじんで見えなくなった。