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ただし、彼女は俺がロシア語分かることを知らない。
南(みなみ)・雪羅(セオラ)・クラリッサ。彼女は完璧な美貌を持つ日韓ハーフの少女であり、そして秋崎達也(あきざきたつや)の最高に口うるさい幼馴染でもある。達也がドジを踏むたびに、雪羅の小言が飛んでくるのはいつもの光景だ。 しかし、彼女には一つだけ変わった癖があった。それは、達也には通じないと思っている「韓国語」で、素直な本心をポツリと呟くこと。 「それでも……そんなバカなところが好きなんだけどね」 そう囁いた直後、達也に意味を聞かれると「あんたは豚みたいって意味よ!」と嘘をつく。 だが、雪羅は知る由もなかった。実は達也、韓国語がめちゃくちゃ堪能だったのだ! 達也は今まで、彼女のあまりにも可愛すぎる「無料の愛の告白」を、黙ってニヤニヤしながら楽しんでいただけで――。 日韓ハーフの幼馴染と繰り広げる、もどかしくて甘酸っぱい短編ラブコメディ!