あらすじ
「おかん、子猫拾ったんじゃけど~」
「へ?」
都会で就職していた息子が久々に帰省して来たと思ったら、子猫を拾って来た。
昔からこの息子はそうだった。
子猫だの子犬だのとやたらと遭遇して拾ってきてしまう。
お陰で最大16匹も世話をした時期があった。
「あんたねぇ・・・
やたらめったらと拾ってくんなって言ってるでしょうがよ」
「でもさぁ、この子見てよほら。
左目がちょっとおかしいんだよ。
しかも紙袋に入れられてたからさ、捨てられたんだと思うんだよね」
そう言われて子猫を見てみれば、まだ生後1か月未満だろうか。
歯も生えていないし手の動きもプルプルしている。