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アンジェルは婚約者のフロランに、結婚式もアンジェルの持っているウエディングドレスも第二夫人のベレニスに譲ってほしいと言われた。 ベレニスも、もう機会のない自分に譲るべきだと迫る。 アンジェルは即座に無理だと答えて、あのドレスは母の最期の作品であり特別な魔力縫いで作られているため、自分以外は着ることができないと説明しようとした。 しかし阻まれ、最後には頬を叩かれた。 どうあってもドレスを守ることができない、それを悟ったアンジェルの心の中にあるのは、あきらめではなかった。 ならばいっそ、彼らに報復を。怒りに身を焦がしながらそう考えたのだった。