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看護師の綾は元日、地元神社で大吉を引く。帰り際、参道で大凶を引いた青年に手を握られる。離せば運勢は戻る、はずだった。だが“七刻”(約八時間半)を越えて握ると、運勢は深層まで移り、二十四時間で指紋が消え、二人は“同一財布”になるという。恋人の律は「困っているなら分けよう」と言い、綾は一晩青年の手を握る。翌朝――。