あらすじ
第三次世界大戦によって地上が核に汚染されてから数百年――2354年。
人類は太陽を捨て、地下洞で生きていた。
長い地下生活と放射線の影響により、人々の身体にはさまざまな“変異”が現れている。強力な能力を得た者は地上の探検を許可される一方、能力を持たない一般人は地上への立ち入り、探検を固く禁じられていた。
そのため、人々は地上は死んだ世界だと思っていた。
しかし、探検隊の探検報告では、死んだ世界ではなく、異常な変異を遂げた緑の大海原⦅通称《イミテ》⦆となっているようだ。
そんなイミテに興味を持つ一人の無能力者の少年が危険を承知で地上を目指す。
探検家に憧れた少年の小さな探検は、やがて世界の真実へと繋がっていく。
地下から始まる、莫大な地上の探索物語