あらすじ
駅前の、少し古い文房具屋。
そこには、どこにでもありそうで、
どこにも売っていない文房具が並んでいる。
書くと消えるペン。
消えない消しゴム。
最後の一行だけ残るノート。
それらは、
何かを書いたり、消したりするための道具ではない。
迷っている人が、
自分で決めるための道具だ。
これは、
返信できない人、
謝れない人、
決められない人たちが、
ほんの少し前に進むまでの短編集。
怖い話ではありません。
大きな奇跡も起きません。
それでも、
読み終えたあと、
引き出しの中のペンを、
少しだけ大切にしたくなる物語です。
Kindleに移植しました。続きはKindle版にて。