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深夜の神社。トラウマを抱えた少年が出会ったのは、神か、あやかしか。 親を亡くして以降、人も、車も、音すらも恐れるようになった主人公・高原天(ごうはらそら)は、とある日の深夜、再起しようと外に出た。しかしトラウマを拭いきれず、一時避難するために地域の神社へと赴く。 ……夜の静寂に導かれ、その日、少年は救済される。 「――後は、わしに任せい」 差し出されたのは、狐面を被った女の手。 その手を取った瞬間、少年の日常は裏返る。 ――これは古い傷を抱える少年の、少し不思議な再起譚。