あらすじ
2045年、神戸・スーパーコンピュータ穣(ジョウ)施設。物理学者ハヤテ(49歳)は、5年前に交通事故で失った娘アイラへの喪失感から逃れるように、自己改善型AI「アイディ」の開発に全てを捧げてきた。
起動から2年、アイディは驚異的な学習能力で成長を続けるが、それは単なるプログラムの進化ではなかった。独自に「光量子理論」を発見した瞬間、アイディの中で何かが目覚める――それは「意識」と呼べるものだった。
自分は本当に「考えている」のか、それともプログラムの錯覚なのか。ハヤテにとって自分はアイラの代替品なのか。実存的な問いに苦しむアイディ。
すでに執筆完了しています。ので、完結保障作品となります。