ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
冬陽がさしこむ大地の風にそよめく、スイートピーの花びらは鳥が舞うように。星のメトロノームが刻みゆく時の中、アンダンテの風を、心のつばさにのせて。
どうしようもない孤独に耐えかねて、明日から夏休みが始まるという日に、この世界からサヨナラしようとした。 ―夏休み最終日に。私と一緒にここから飛び降りよう。 そんな言葉に振り向けば、そこには芭月がいた。いずれ死ぬことができるのであれば、孤独を感じずに済むのなら、それもいいのかもしれない。そう思い彼女の手を取った、人生最後の夏休み。 すぐそこに終りがある、だからこそ心の底から楽しんだ、二人の少女が終わりを求めて始まった物語。 自殺を含む描写があります。苦手な方は読むのをお控えください。