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天籟島に流れ着いた少女は記憶を失っていた。死んでいたのに生き返った少女は、海神の娘と呼ばれ真赭《ますほ》と名付けられる。巫女見習いとして舞を踊り、島一番の舞い手として畏怖と憧憬を集めていた。 そんな真赭の前に美しきものを愛でるという麗しの式部卿、煌《あきら》が現れ、真赭の舞の才能を見出し舞姫として選ぶ。 美しさ至上主義の自己愛者という残念な美男子と共に真赭は都へと向かう!
五族共和を目指す龍帝の統治する帝国。刀圭の一族と呼ばれる医者の家系から生まれた杏雪《シンシュエ》は和藩公主として一国を壊滅させた。 杏雪は母体にいる頃から、母親が接種した毒を体内に蓄積させ、生まれてからも毒を接種し続けて、血が鴆毒よりも強力な毒となり、唾液や汗などの体液も身体が痺れるような毒を含むようになった。 まさに人間蠱毒という呪われた生まれの「毒姫」だった。 龍帝の五族共和の理想のため、将軍の元に身を置き、その身を持って国を滅ぼす、毒姫の杏雪だったがある日、疎まれて軍の指揮を任された第一皇子、昊天《ハオティエン》と出会う。彼は杏雪を道具として扱うのではなく、人として扱う。 そして、毒ではなく薬として人の役に立つ生き方を示す。刀圭の一族としての医者の知識を持っていた杏雪は、女医として後宮に舞い戻りその知識を持って人を救っていく。