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パソコン初心者の62歳が職業訓練校に通い、Word地獄とExcel覚醒を経て人生を立て直していく実話ストーリー。 ブラック職場で心を削られた私が、次に向かった先は……。 62歳、アラカン。 自由を手に入れたはずなのに、心にぽっかり空いた穴。 「私、このまま冬眠して終わるの?」 ふと芽生えた「社会復帰欲」という名のバグが、私をハローワークの自動ドアへと向かわせました。 行き着いた先は、「職業訓練校」。 そこは、キラキラした夢追人の集まりではありませんでした。 一度コケた人、二度コケた人、もう笑うしかない人。 若者とアラカンが混ざり合った教室で起きた、笑いと成長のリアルな記録。 失いかけた尊厳を取り戻し、自分らしさを取り戻すまで。 笑いと、赤面と、ほんの少しの涙が混じる、アラカン再始動の全47話。 「62歳、まだ伸びしろがある。」 人生、何歳からでも「狂想曲(カプリッチィオ)」は奏でられる。 あなたも私と一緒にこの「踊り場」の椅子に座ってみませんか?
ベルリン。 夜になるとこの街は別の顔をみせる。 かつて情熱を注いだ人生を静かに見送り、知らぬ間に心を固くして生きてきた一人の日本人女性。 年齢を重ねた身体は、もう若さを誇示しない。 その代わりに、経験と沈黙をまとっている。 彼女が足を踏み入れたのはタンゴの世界だった。 言葉よりも先に、身体が応える踊り。 音楽と抱擁のあいだで、忘れていた感覚が少しずつ呼び覚まされていく。 そこで出会う寡黙なリーダー。 多くを語らず、視線と間合いだけで相手を導く男。 彼の沈黙は、ときに距離となり、ときに救いとなる。 踊るたびに、近づく心。 触れ合うほどに、明かされない想い。 これは、派手な恋ではない。 けれど、人生を揺るがすには十分すぎるほどの出会い。 豊かな黒髪のアラカンダンサーが、タンゴを通して自分自身を取り戻していく物語。 そして、言葉にならない恋が、静かに芽吹いていく物語。 魔都ベルリンの夜に漂う香気とともに、人生の後半でしか辿り着けない、再生と愛のかたちを描く。