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アルハンブラ宮殿の無血開城によりグラナダ王国が消滅した日より遡ること80年ほど前、ムハンマド5世の治世で全盛期を迎えていたグラナダ王国。ジブラルタル海峡の要衝である河口の町アルヘシーラスは、この時代に一度カスティーリャからの奪還に成功したことがある。かつてグラナダの市場でムハンマド5世に拾われた悪魔ダンタリオンは、カスティーリャの国内の混乱に乗じてアルヘシーラスを奪還するための包囲戦を発案する。彼女が指揮する兵の中には、近衛隊に入ったばかりの若者サマーンがいた。彼は女の上官であるダンタリオンを嫌っていたのだが………。