ページ:1(1件表示) / タグ一覧へ
大手衛生用品メーカー品質管理部の神楽澪には、人に言えない秘密がある。 空気中の“ウイルス”が、色のついた泡のように見えてしまうのだ。 薄青は風邪、薄緑は季節の何か。そして茶色は――命を削る色。 ある朝、同僚の口元に「茶色」を見た瞬間、神楽の中で過去の警報が鳴り始める。 後輩の相田セリナと共に、神楽は職場と街に広がる “異常の連鎖”を追うが―― それはやがて、社会全体を飲み込む災厄へと繋がっていく。