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滅びが決まった惑星に残る私と、星系外へ旅立った幼馴染。 一人は星の最期を見届け、もう一人は未来を生きる。 再会よりも相手の幸福を願う、静かな別離の物語。
宇宙物理学者、星羅(せいら)は、三日間の宇宙探査旅行に出る。けれどそれは、相対性理論のウラシマ効果のために、時間が速く進む地球に残るパートナー、大地(だいち)にとっては一生にも等しい五十年という時間で……。大地が年老いても分かるようにと、二人は合い言葉を交わして別れる。果たして、星羅は地球で再び大地と合い言葉を交わすことはできるのだろうか?