ページ:1(4件表示) / タグ一覧へ
昭和12年 袴姿の春香が営むカフェに1組の親子がやって来た。母親の真澄と娘の明美だ。春香は「ごきげんよう」と挨拶をする。それは春香が卒業し、明美が入学した清花女学校の挨拶だった。 真澄は春香に見覚えがあった。女学生時代真澄は春香が慕う憧れのお姉様であった。
大正13年 明治から続く由緒正しいお嬢様学校では毎年舞踏会が行われる。お姉様と妹がペアで踊り一番を決めるのだ。皆お気に入りのドレスを着てワルツを優雅に踊る。 そこにタキシードを着た青年を連れた謎の赤いドレスを着た少女が現れる。
とある真夜中の女子校のダンスホール。 月明かりをスポットライトのように浴び踊る2人の少女。1人はタキシード姿の男装の麗人、もう1人は赤い雛芥子の髪飾りをつけた同じく赤いオフショルダーのドレスの少女。2人は姉妹だ。 突然2人のダンスを遮るように蓄音機の音楽が止まる。
昭和23年14才のあやかは犬のジョセフィーヌの散歩中とある民家に入り込む。そこで出会ったのは美しい貴婦人だった。めったに人に懐かないジョセフィーヌは彼女に懐いてしまった。