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レオネはある日いとこからカードゲームを教わった。75枚のカードを見せられ思い出した、カードを使った占いを。それから、カードに魅せられて研究を続け、母の死の真相や、父の仕事相手すら占いでわかるようになっていく。ある日父が、隣国との紛争で危険な出張に向かうという。悲惨な占いの結果が出て・・。レオネの初恋や、その恋の行方、いつしか、予知ともいえるほどの占術師になっていくレオネの物語。
領都グラスティで、こっそり副業として占いをしているブランシュ。 実は彼女は男爵令嬢で、伯爵家の侍女見習いが本業だ。 田舎から出てきて半年、今では街の人々に愛される占い師になった。 ある朝、生活に困った鍛冶師ゲイルが無茶な相談を持ち込んできた。 「どこの賭場で勝てるか占ってくれ」 当然そんなものは断る――はずだった。 だが彼には幼い子どもが三人もいる。 このままでは家族が飢えてしまう。 そこでブランシュは、とんでもない行動に出る。 領都一番の鍛冶屋に乗り込み、親方にこう言った。 「鍛冶師をひとり雇ってください」 代わりに求められたのは、親方自身の悩みを占うこと。 親方は鍛冶の材料が届かず、仕事が止まって困っていた。 タダでは占わない主義だが、お腹を空かせた子どもたちのために、ブランシュは引き受ける。 だが、占いだけでは問題が解決しそうにない。 そこでブランシュは、自分の特別な力を使うのだった。