あらすじ
この世界には、人間界と天界がある。
人間界のとある大国で、凶事や災厄を司る禍津日神が生まれた。
国中の人々から忌み嫌われた禍津日神は、生まれて半年で誰も寄りつかない山奥で首を落とされた。
それから約500年の時を経て、天界に灰色の天雷が落ちた。天雷とともに落ちてきたのは、『邪害神』と呼ばれ、世界中の人々と神々から嫌われている1人の少年だった。
そんな嫌われ者の少年に声をかける2柱の男の武神。
「お会いしとうございましたっ!」
一方は目に涙を浮かべ、もう一方は泣いていた。
「有り難う、焔、颪。僕も2人に会えてとても嬉しいよ。ああ、焔そんなに泣かないでよ。僕まで泣いちゃいそうだよ」
これは、命を狙われながらも懸命に生きる少年と、少年に想いを寄せる2柱の恋愛物語。
彼らの行く末に見えるのは希望か、其れとも絶望か。