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隣に住む幼馴染・緑川朱音は、昔から距離感が近い。 部屋に勝手に上がり込み、膝枕で耳かきをしてくるのも、いつものことだった。 そんなある日、朱音は卵のようなものを差し出して言った。 「これ、私が産んだ卵だよ。光ちゃんとの子ども」 もちろん、そんなはずはない。 けれど、手のひらに残る温かさは、冗談にしては妙にリアルだった。 勘違いから始まった“卵騒動”は、 幼馴染という関係の境界線を、静かに、しかし確実に揺らしていく。 そして二人は、ある“予約”を入れに行くことになる── 自分たちの未来を確かめるために。
ぽぽちゃんは、小学一年生。 最近、妹が欲しくてたまらないぽぽちゃんに、お母さんは『コウノトリのおしごと』という絵本を読んであげました。 お空が渋滞してコウノトリさん遅れてるのよ、とお母さんは教えました。 妹を待つぽぽちゃんに、次に生まれるのは男の子だよ、とお父さんが教えました。 タロット占いにはまっているお父さんは、占った結果を言ったのです。 どうしても妹が欲しいぽぽちゃんは、パパは当てにならない、そう思ってお母さんにも占って貰いました。 だいぶ昔に書いた絵本ですが、懐かしくなって投稿しました。 読み易いように平仮名だった所を全部漢字に直したので、絵本というより、一つの物語になりました。