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ぬかるみの森と王都をつなぐ宿場村で「乾かし屋」を営む少女シェラ。 穏やかで素朴なこの村は、今日も柔らかな雨が降っていた。 雨に濡れた旅人たちは、ひとときの安らぎを求めて立ち寄っていく。 青年アルドもそのひとりで、彼はなぜか決まって、シェラの店に足を運んでいた。 雨音の中に溶けていく、ふたりの他愛のないお喋りに、子供のころの秘密の思い出。 心地のいい時間は、瞬く間に過ぎていきーー 幼馴染のふたりが紡ぐ、あたたかで優しい物語。