あらすじ
帝国の侵攻によって、すべてを焼かれた少女リィン。
家族も、故郷も、何もかもを奪われた彼女は、奴隷商人から逃げ延び、廃村へと辿り着く。
そこで彼女は、一挺の黒い銃を拾う。
その銃は――喋った。
「俺の名はヘイムダール・エクシード・マジック・ペネトレイト三式だ」
毒舌な古代銃が放つのは、“魔弾”。
それは魔法も鎧も意味をなさず、数百メートル先の敵すら一撃で撃ち抜く、理不尽な力だった。
撃ち方を叩き込まれた少女は、やがて
寡黙な狙撃手として、数多な敵に立ち向かっていく。
撃つたびに、奪われたものを思い出す。
引き金を引くたびに、復讐は近づいていく。
だが、その銃口の先にあるのは、本当に「敵」だけなのか。
帝国を撃ち抜くのか。
過去を撃ち抜くのか。
少女が最後に撃つものとは
無口な少女と口の悪い銃が紡ぐ、復讐と戦いの物語。