ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
人がかみさまを使った戦争。 人とかみさまの間で起きた戦争。 かみさま同士の戦争。 このみっつを経て、地球はダメになった。 土壌は重金属で汚染されて、文明は人口を抱えきれなくなり、世界はガラガラと音を立てて崩れた。 だけど、そんなことは昔の話。 私たちは、産業廃棄物と重金属汚染だらけになったこの星を、2000年後くらいには綺麗にしておく、というゆるい目的を持たされて生まれてきた。 そんな目的はあるけれど、日々の暮らしは送らなきゃいけない。 私たちはジャンク屋。 文明の残骸を集めて、売って、お金を得る。 取り合おうにも人が少ない。それに、お宝は山のようにある。 ひどい環境だけれど、それに適応できるように遺伝子を改造されて、私たちは生まれてきた。 食べるものさえ確保できれば、生きていく分には支障がない。 生活は穏やかなものだ。 そんな私たちの敵は、日々のトラブルだったりする。 「カクヨム」でも公開中。
AIが消失し、文明が一時的に1980年代レベルまで巻き戻った世界。 ジャンク屋を営むおっさん・ミナトの店に、泣きそうな顔の少年マルコが現れる。 「キララ君、びょうきなの」――腕に抱えたのは、動かなくなったAI人形。 磁気テープ、データ解析、数学者、そして沖縄。 子どもの「おじさん、おもちゃ直して」の一言に、お人好しなミナトは本気で応えてしまう。 世界中が“重大なデータ”の復旧に追われる中、 これは、文明再生の片隅で起こった、ちいさくて大事なハートフルSFです。