あらすじ
人を殺す化け物が溢れ出る災害、ポータル災害が地球を飲み込んで三百年。現代の人類は地球を捨て、第二の惑星アステラに移住していた。
第二惑星アステラの命運はラピスと呼ばれる子供たちに預けられている。胸元に『魔力』を精製する器官を保有する彼らだけが、『人を殺す化け物』に対抗できる唯一の希望だった。
だが、十八歳を迎えると必ず死んでしまうラピスという『亜人』の戦いに、意味があるのかどうか――誰も答えを出せないままでいた。
そんな時代の訓練生、ハセ・レイカは魔力量が乏しい最弱の落第生だ。戦う力もなく、死に場所もなく、ただ余命だけを抱えて生きていた。
しかしある日、最強の部隊が彼に手を伸ばす。理由はわからない。それでも、気づいた時には前を向いていた。
それは間違いか、必然か。三百年誰も取り戻せなかった星へ向かう戦いが、ここから始まろうとしていた。
土・日に投稿予定。