あらすじ
「――あんたみたいな地味な子が、一ノ瀬会長の隣にいないでよね」
生徒会副会長の佐藤奈々美は、地味で目立たないことを理由に、周囲の女子からはパシリ扱い、男子からはなぜか徹底的に避けられる日々を送っていた。隣に立つのは、才色兼備で家柄も完璧な「学校一の王子様」一ノ瀬湊。冷徹な視線を向けてくる彼に、奈々美は「きっと私は嫌われているんだ」と肩身の狭い思いをしていた。
しかし、ある放課後、奈々美は見てしまう。校舎の裏で、自分に近づこうとする男子生徒を「俺の奈々美に触れるな」と冷酷な笑みで脅し、権力を使って排除する一ノ瀬の姿を――。
「――奈々美、可愛い君を独り占めするためにどれだけ苦労したと思っている?」
嫌われていると思っていたのは大間違い。実は王子様による、執念深すぎるほどの過保護な「隔離工作」だった⁉
無自覚な地味系ヒロインと、独占欲が重すぎる王子の、逃げ場なしの溺愛ラブコメ。