あらすじ
たった一度、成績が落ちた。それだけのことだった。
9年間、シュン・リャムとタラカ・ジは、誰にも手の届かないトップ1位と2位に君臨し続けてきた。
けれど、中学3年の学年末試験がすべてを変えた。正体不明の二人の生徒が、彼らを追い抜いたのだ。
点数自体は、決して悪くはなかった。それなのに、親たちは彼らに「敗北者」の烙印を押した。
何かが、ぷつりと切れた。
完璧な点数を追いかけるのは、もうおしまいだ。
母さんの作り物の笑顔も、もういらない。
学生生活最後の学期、二人は今まで時間がなくて手を出せなかった「楽しいこと」を、ついに解禁することにした。
問題は……二人がそれに関して、救いようがないほど「ポンコツ」だということだ。