あらすじ
ラジコンが普及している世界。
入学したばかりの乾三乃は、昔から親しんできたラジコン競技の部活に入る決意を固める。
部活動見学の日、辿り着いたラジコン部の部室には、独特な油や金属、バッテリーの匂いが満ち、熟練した先輩たちが小さなラジコンを巧みに操っていた。
部長の木佐貫香織、副部長格の舟渡園子、そして人懐っこく距離感の近い都筑佳苗。
個性豊かな二年生3人が迎える。経験はあるものの中学時代はブランクがあった三乃は、少し緊張しながらも自己紹介を済ませる。
佳苗のぐいぐいとした質問攻めや、香織部長の鋭い視線に戸惑いつつも、三乃は部の雰囲気と先輩たちの実力を感じ取り、この場所で再び競技に挑む覚悟を固めるのだった。
充電は充分。その手に握るステアリングとトリガーが、これからのすべてを決める。