あらすじ
1秒先? そんなの、1000回視れば勝ちでしょ?」
神託の儀で与えられたスキルは――《1秒だけ未来視》。
攻撃もできない、回避すら間に合わない、ギルドでも笑われる落ちこぼれ能力。
けれど私は気づいてしまった。
「1秒の未来って、繋げたら“連続で視える”じゃん?」
盗賊襲撃の最中、未来を1000回視つづけた私は、敵の動き・剣の軌道・血の飛び方すら把握し、初めて勝利する。
日常はポンコツ、戦闘だけ天才。
仲間と出会い、やがて戦場の戦術士と呼ばれる私は、“未来が決まっている”と言う占術師と対立する。
運命は視るものじゃない。――選び取るものだ。
これは、最弱スキルで世界を変える少女の物語。