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「――ツアヌバの呪いか? 冬の海で、怪異が起きている」 その一文を追って、 オカルト雑誌記者が辿り着いたのは、 吹雪に沈む津軽の港町だった。 夜ごと港に立つという雪女ツアヌバは、 人の体温を奪う怪異のはずだった。 だが町の人は、誰もそれを恐れていなかった。 この町で―― 幽霊よりも先に消えたものは何か。 そして、怪異は何を恐れていたのか。 これは、静かに凍りつく冬の和風ホラー。