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南宋は海に沈み、クビライの夢もまた歴史の彼方へ潰えた。 だが、その焼け跡から、さらなる二つの怪物が産声を上げる。 中原の頂点に君臨し、血塗られた正義を北伐に問う明の永楽帝。 西域を蹂躙し、チンギス・ハンの幻影を追って東進する破壊神ティムール。 1405年、厳冬の荒野。 本来出遭うはずのなかった二つの太陽が、世界の覇権を懸けて正面から激突する。 もはやこれは戦争ではない。 己が最強であることを証明せんとする、孤高き男たちの命の削り合いである。 極北の地で、龍と虎が交差する。その戦いの果てに、男たちは何を見るのか。