あらすじ
親友に春が来た――嬉しいはずなのに、胸がちくり。
放課後の図書室で、アタシは紗葵の“初デート”の相談に乗ることになった。
カフェ? 観覧車? 神社? それとも、ちょっとマニアックな博物館?
今までのデートでうまくいった場所、ちょっと失敗した場所、「本当はここに行きたかったんだよね」と、心の中にだけ残っている行き先。
地図の上を指先でなぞりながら、ふたりで思い出と、これからの一歩を並べていくうちに、
アタシ自身の“恋の歩き方”も、少しずつ見えてきて――。
ちょっと切なくて、でも前向きになれる、
放課後図書室発・青春寄りガールズサイド短編です。
※作者の別作『恋とあたしと貞操帯と』と世界観を共有していますが、本作単体で完結してお読みいただけます。本文の流用もありません