あらすじ
「好きな子を守りたければ────まず、別の子を口説け」
そんな頭のおかしい命令から、この物語は始まる。
非モテの大学二年生・斗真慶太(とうまけいた)は、同級生の白木百合香(しらきゆりか)に片想い中。
図書室で彼女の持ってきた一冊の魔術書を開いたとき、銀色の毛並みを持つ“人狼の騎士”ウォルフが現れる。
彼の告げた真実はこうだ。
・白木百合香は、異世界で「王女」だった存在の転生体であること。
・彼女を狙う紅の魔術師が、この世界にまで手を伸ばしていること。
・そして斗真には──
「百合香を守るため、女の子たちとの“親密の共鳴”から生まれるエネルギーで悪魔と契約し、魔力を蓄えろ」
という最低最悪の使命が課せられてしまったこと。
好きな子のために、ナンパや合コンで恋愛経験値を稼げ?
そんなの、ヒーローのやることじゃない。
それでも、目の前で“心の裂け目”からにじみ出る魔物を見てしまった以上、
斗真はもう、何も知らなかった頃には戻れない。
非モテ大学生 × 人狼のナンパ師 × 異世界王女。
恋愛ハウツーと悪魔契約を武器に、
ぐらつきながらも誰かを守ろうともがく少年の、
少しビターなラブコメ寄り現代ファンタジー。