あらすじ
熊代商事を巡る不可解な事件を追う警察署長・山内と刑事の大山、そして不思議な力を持つ白水かおる。調査の中で、失踪していた洪志明が整形を繰り返し、国際犯罪組織や秘密結社ファハヌニムに関与していたこと、さらにメタンハイドレードを利用した大規模破壊計画が進められていたことが判明する。熊代商事で爆発事故が発生し、現場に向かった山内と大山は、洪が火の神カグツチと融合した超常的存在となっているのを目撃する。
一方、かおるはハワイの火の女神ペレの力と、日本の軍神・毘沙門天の性を併せ持つ存在として覚醒し、精神と肉体を超えて現場に現れる。洪は恋人を失った憎しみから世界の破壊を望んでいたが、かおるとペレの力、そして前世で源頼朝と縁を持つ大山の覚醒によって対峙する。激闘の末、大山が放った霊的な一矢により、カグツチは滅せられ、洪は人として最期を迎え、愛する恋人と再会する。事件は国家レベルで処理され、日常は静かに戻るが、かおると大山の魂の縁は、次なる目覚めを予感させて物語は幕を閉じる。