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『資本主義が人を孤独にし、社会主義が人を歯車にする限り我々は良き隣人にはなれない。』 第一次世界大戦が終結した1918年。 欧州を支えてきた帝国の秩序は、音を立てて崩れつつあった。 「瀕死の病人」と呼ばれたオスマン帝国は確かにその象徴である。 だが、もう一つの大国もまた、静かに終焉へ向かっていた。 オーストリア=ハンガリー二重帝国。 多民族を束ねたその帝国は、内部から軋み、外部から圧力を受け、解体は時間の問題と見られていた。 ――だが、もし。 この滅びゆく帝国に、別の選択があったとしたら。 やがて訪れる冷戦の時代。 資本主義と社会主義が世界を二分するはずだったその構図の外側に、もう一つの陣営が存在していたとしたら。 協同組合を経済の礎とし、武装中立を国家の柱とする「第三陣営」 起こりえたかもしれない、そんなIF。
「君、私の婿になる気はないか?」 貧乏で卒業を危ぶまれた“自称天才”の学生に、侵略国家の女王陛下からプロポーズ? 婚約条件は、輸入品もなく、小麦もできない、略奪でしか成り立たない国家の立て直し。 「歓迎されるとでも思ってたんですかぁ?」 敵対する騎馬民族に女王の婚約者として赴いたものの、使用人はボイコット、工作員の暗躍、通貨危機、母国からの裏切り……おまけに、戦争の危機⁉ 「私は侵略者にも悪魔にもなる」 山積する問題を『家政学』で解決し、無事婿入りできるのか‼ ※一度書籍化した話で再チャレンジ