あらすじ
――俺には前世の記憶がある。
舞台は日本のどこかの地方都市。本日、入学式を迎えて高校一年生になった主人公、「名無詞 翔来(ななししょうらい)」には前世の記憶がある。彼の前世は渡り鳥だ。
前世の記憶を持つ人間は彼だけではなく、知らないだけで身近にもたくさんいる。前世はほとんどの場合、人間ではない他の生物。そのような前世の記憶を有する存在のことを、裏の社会では「輪者(りんしゃ)」と呼ぶ。
とある日本の地方都市では、そのような輪者たちがいくつかの派閥に分かれ、日夜血で血を洗う激しい抗争を繰り広げていた。人類を愛し、人間社会を守るために戦う『人類敬愛派』。人を恨み、人間社会の崩壊を目論む『人類殺戮派』。両者の争いは一般人の知り得ない裏の社会で、日に日に激しさを増していた。
そんなことは微塵も知らずに今日まで生きてきた高校生成り立ての翔来。入学して初めて出会ったクラスメイトや部活仲間が実は敬愛派や殺戮派の構成員で、両方からの勧誘を同時に受けてしまう。
どっちつかずの性格の翔来は、どちらの勧誘も断る機会を逃したまま、両方の組織に所属するという二重スパイのような状態に陥り、輪者の思想戦争に深く引きずり込まれていく。
中立思想の翔来は二重所属の状況下で、時に両者の争いが収まるように取り計らい、時に自分が二重所属だとバレないように立ち回る。バレたら命はない状況で、廃れ行く地方都市のハードな日常を生き抜いていく。
さらに翔来は組織非所属の輪者たちとも出会うことになる。人間社会に疲弊した者。人間社会を陰で牛耳る者。そして人間社会の歪さに潰され狂ってしまった者。多種多様な輪者たちが織り成す破天荒非日常の人間ドラマがここに。
――現代日本という最高のダークファンタジーをどうぞご覧あれ!!
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pixivで登場キャラのイラスト描いてます
→https://www.pixiv.net/users/73175331/illustrations/%E8%BB%A2%E7%94%9F%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AB%E5%9C%B0%E6%96%B9%E9%83%BD%E5%B8%82!!
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