あらすじ
毎日起きて、何かに勤しみ、衣食住と欲望に依存して死ぬまで生きる。なぜ生きるのか?と言われると、幸せのためだと言う。そんな幸せのない人の生きる意味は?幸せになるためだ。それすらも絶望的だったらどうなるだろう。
SFの主人公の見る世界はフィクションではなく、現実なのだ。
「新人類」と呼ばれる化け物が生み出されてから数年。私たちの概念たちはどう変わったのだろうか。
この数年間は実に早かった。正確には、記憶になかった。何も考えていなかった。
気づいた時にはこの小さな基地で仲間たちと必死に生きていた。
そろそろお腹が空いてきた。仲間たちは全員、外には出たくないと本音をはっきりと申し上げる。
私は自分でもわからない感情で外に出た。