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フランスパンは、焼き立てがうまい。
本屋に立ち寄っただけのはずが、着物姿のクジラに「お待ちしてましたよ」と案内されてしまった友子。たどり着いた先は、魚と龍が空を泳ぎ、アリクイがカフェを営み、人も動物もみんなが自分を「友ちゃん」と呼んでくれる街メラリンでした。 そこは、現実から逃げる場所じゃなくて、現実のすぐそばにあるやわらかい世界でした。焼きたてのメロンパン、落ち着いたカフェ、眠そうな目覚まし時計、ちょっと気になる二階の部屋。 このお話では、そんなメラリンでの最初の一日を描きます。次のお話では、メラリンの夜の顔や、まだ会っていない住人たちが少しずつ姿を見せていきますので、よかったらつづきもどうぞ。