あらすじ
掛かってきた人はこの世界に選ばれた勇者、特別な人間にしかこない神の声──そう囁かれる謎の非通知電話が学校で噂になっていた。それはしばらくして世間にも広まり始め、ネット記事では一日一度取り上げられるまでになる。
高校生の介(かい)も例に漏れずその話の熱に浮かされていると、ついに介の携帯に不穏な非通知電話が掛かってきた。しかしおそるおそるその電話に出ると、突如深緑の瞳を持つ一人の女性が現れる。彼女は自身をアイ・リードと名乗ると、早々に「私は介様の脳内にいる」と言い出したり、介の身を狙ってる者がいると話し始める。
突然の彼女の出現に混乱してるのに、当の本人からは現実味のない話ばかり。僕を狙ってるって……? 僕がなんか、悪いことしたってこと? 難解な話に困惑を隠しきれない介。だが彼女の非現実的な話は、徐々に現実味を帯び始め──介の額に銃口が向けられる。
アイ・リードとの出会いを機に、怒涛の非現実と理不尽に巻き込まれていくSF×サスペンス×バディアクション。
※「カクヨム」にも掲載中