あらすじ
エルニア帝国興亡記 ~ 戦乱の大地と精霊王への路の(改訂版)です。
以前連載していた小説ですが、これを全体的に無駄を削ぎ落とし、幾つかの問題点を整理する事にしました。
特に第二章以降から大幅に改定する予定です。
ただし基本プロットは変わりません。
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美しい青と白の月が巡るその世界をそこに住まう人々はナサティアと呼んでいた、その名は原初の大地母神の名で大地そのものを意味している、
ナサティア最大の大陸はその地の民にエスタニア大陸とよばれていた。
今から1000年ほど昔の事、セクサルド帝国崩壊後の大陸は無数の群雄が割拠し混迷を極めていた、
大陸北東部の小公国エルニアの継承騒動から公子ルディガー=イスタリア=アウデンリートが追放された、
それは小国で起きた小さな事件で人々の記憶から忘れ去られる、だがそれは世界を揺るがす大変動の始まりの狼煙だったと人々は知る事になった。
やがてルディガーは運命の英雄達に巡り合いその力で公主の座を奪い返し、やがて史上初めてエスタニア大陸を統一し覇王と呼ばれる事となる。
英雄たちの名は今も吟遊詩人達のサーガに歌われ続けている。
暁の戦乙女ベルサーレ=デラ=クラスタ、鋼の聖女アンネリーゼ=フォン=ユーリン、青の軍師アゼル=メイシー、黒衣の宰相アンブローズ=カメロ、史上最大の魔術師アイゼンドルフ=ザロモン、そして偉大なる精霊魔女アマリア。
永久の刻が流れ去っても覇王と英雄たちの物語は今も燦然と輝く。
そして物語は謀反の疑いをかけられたルディガー公子の逃亡劇から始まる。